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中国医学雑誌の翻訳
漢方薬を併用した肺癌の治療
中医抗癌300問(安徽科学技術出版社)
肺癌に対して漢方薬を併用することでその治療効果が向上し患者の生存率を高め、生活の質を改善すること可能である。
早期の肺癌には主に手術をしてその後化学療法による治療を行うが漢方薬を併用することでその効果は向上する。
また、手術不可能な中末期の肺癌患者に対しては主に化学療法のみの治療が行われるが、化学療法は腫瘍を縮小する同時に人体の免疫に大きな損害を与えるので患者への負担が大きい割りに治療効果は良くない。。
漢方薬の治療の特徴は、調整であり、殺傷ではない。
肺癌治療の専門医によって1909例の肺癌の患者に対し臨床実験が行われた。
漢方薬治療の1211例と化学療法の698例に組に分け比較した。
結果 漢方薬療法組の方が病状の安定率が高く生存日数は平均335.4日と化学療法組での231.8日を大きく上回った。
単独で化学療法を行うと患者の生活の質が低下して生存日数が短く治療効果が良くない。
漢方薬療法による治療範囲は広く、どのような病状であれその効果を得ることができる。
肺癌治療の主要な生薬としてオウギ、党参、沙参、白花蛇舌草などが用いられる。
これらの生薬は免疫力を高め、腫瘍の成長を抑制し、癌細胞の移転を防止する効果がある。
上記生薬に加え、半枝蓮、白毛藤、地竜、紫地丁、蟾皮、肺形草、海浮石、魚腥草、九節蘭などを配合することによって病症を改善し、腫瘍を縮小することが可能になる。
肺癌治療での漢方薬の活用
- 漢方薬は副作用が無く、末期の患者にも使用することができる。そして化学療法以上の治療効果を得る場合もある。
- 手術や化学療法を適用できない患者に対し、漢方薬と放射線療法との併用で治療を行い成果を上げている。
- 化学療法の前3〜5日に漢方薬を服用することで副作用を軽減し、副作用が少なく順調に治療をすすめることができる。
- 手術後に漢方薬を活用して体力回復を早める。
- 放射線療法や化学療法に対しても副作用を軽減して治療効果を向上する。
そして、漢方薬治療を行うことによって肺癌がもたらす様々な症状を緩和することができる。
例えば、長期に発熱、咳、食欲不振、寝汗、体力低下、便秘、吐血など
肺癌に対して有効な中成薬
猪苓多糖
動物実験によってこの薬品に含まれる多糖類は腫瘍を抑制し、免疫功能を高める事が証明された。
化学療法と併用することにより化学療法が引き起こす免疫機能の低下を改善する。
化学療法による副作用を軽減し、抗がん剤の働きを助ける効果を発揮する。
代表的な薬品は、猪苓多糖カプセルと猪苓抽出物(757)注射薬である。
複方生脈注射薬
臨床によって、肺癌患者に手術の二週間前に42mlの複方生脈注射薬を注射することで、癌細胞を破壊する場合があることが確認されている。
リンパ球を増やし免疫力が向上する。肺癌患者の5年生存率が高まる。
平消片
陜西省中医研究院はこの薬品を使用し、180例の肺癌、胃癌、肝癌、食道癌と骨癌患者を治療し、有効率が64.5%以上であった。
その内 肺癌の患者は22名で6名が15年以上生存する。
動物実験と薬理研究によって、この薬品は肺癌細胞を破壊し、免疫力を高めることが証明された。
その他
錦綿片は肺癌、胃癌、肝癌に対しいて有効であり末期の悪性腫瘍に対して、有効率が54.5%に達する。
鶴蟾片、鴉胆子乳油注射薬なども肺癌の治療に用いられる。
椎茸多糖製剤は猪苓多糖製剤と同様の作用があり、肺癌などの多種の癌に対して効果がある。
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