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南京地区がん患者回復状況調査報告
南京癌友康復協会
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中国癌クラブ組織のがん患者回復アンケートに協力するために2004年3月に南京癌友康復協会の幹部会議を開催した。
アンケート内容について勉強会を開催し充分協議検討を重ね4ヶ月に及ぶ調査の結果、南京癌友康復協会の回復状況が明らかになった。
同時に南京地区癌回復事業推進のために、すでに死亡した人たちの資料を集め整理して問題点を探った。 中国の群体抗癌事業のために私達の尽くすべき責任として私達の現状を調査し次のとおり報告する。
一、 統計資料
回復した1801名および再発により死亡した576名の会員の資料を根拠とし、性別、年齢、発病からの期間、部位、現在の健康状態、治療、回復するまでの処置や死亡までの期間などを分類、列挙しそれぞれについて分析した。
二、 統計結果
1. 性別:男性31.7% 女性68.3%
2. 年齢(表1)
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記事画像 |
表1 年齢統計表
| 年齢 |
人数 |
% |
年齢 |
人数 |
% |
| 26〜30 |
11 |
0.61 |
66〜70 |
172 |
9.55 |
| 31〜35 |
21 |
1.17 |
71〜75 |
91 |
5.05 |
| 36〜40 |
73 |
4.05 |
76〜80 |
34 |
1.89 |
| 41〜45 |
16 |
9.22 |
81〜85 |
9 |
0.5 |
| 46〜50 |
301 |
16.71 |
86〜90 |
0 |
0 |
| 51〜55 |
366 |
20.32 |
91〜95 |
1 |
0.06 |
| 56〜60 |
322 |
17.88 |
合計 |
1801 |
|
| 61〜65 |
234 |
12.99 |
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3. 発病からの期間(表2)
1〜5年:55.96% 6〜10年:28.9% 11年以上:15.12% 最長44年
表2 癌齢統計表
| 癌齢(年) |
% |
癌齢(年) |
% |
癌齢(年) |
% |
| 1 |
6.94 |
6 |
7.44 |
11〜15 |
8.66 |
| 2 |
13.16 |
7 |
6.77 |
16〜20 |
4.00 |
| 3 |
13.16 |
8 |
7.00 |
21〜25 |
1.11 |
| 4 |
12.10 |
9 |
4.61 |
26〜30 |
0.89 |
| 5 |
10.60 |
10 |
3.10 |
30〜 |
0.46 |
4.発病部位(表3)
表3 発病部位分類統計表
| 発病部位 |
% |
発病部位 |
% |
| 消化器 |
大腸 |
16.38 |
泌尿器 |
腎・腎盂 |
1.33 |
| 胃 |
13.55 |
膀胱 |
1.39 |
| 食道・噴門 |
2.72 |
前立腺 |
0.33 |
| 肝・胆 |
2.00 |
血液リンパ |
血液 |
0.94 |
| 口腔・舌 |
1.00 |
リンパ |
2.17 |
| 呼吸器 |
肺 |
5.11 |
その他 |
甲状腺 |
1.05 |
| 鼻・咽 |
3.55 |
脳 |
0.76 |
| 喉 |
0.56 |
その他 |
3.72 |
| 婦人科 |
乳腺 |
36.59 |
|
|
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| 子宮 |
3.22 |
|
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|
| 卵巣 |
3.72 |
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5.再発・転移および死亡状況
(死亡率、再発率を算出するので、死亡者と生存者の条件を揃え対象人数を2019名とする)
総人数:2019名 健在者数:1443名 死亡者数:576名 死亡率:28.53%
再発、転移 、死亡した人数:691名 :34.22%
表4 発見から再発・転移および死亡までの期間
| 発見からの期間 |
% |
発見からの期間 |
% |
5年以内
78.36% |
1年以内 |
18.10 |
6年以降
21.64% |
6年以内 |
5.90 |
| 2年以内 |
24.53 |
7年以内 |
4.97 |
| 3年以内 |
17.70 |
8年以内 |
3.42 |
| 4年以内 |
8.40 |
9年以内 |
1.24 |
| 5年以内 |
9.63 |
10年以内 |
2.17 |
| |
|
11年以降 |
4.04 |
6.現在の健康状況
全く健康・・・・・・・・・・・24.4%
ほぼ健康・・・・・・・・・・61.74%
再発、転移して生存・・11.16%
後遺障害が残・・・・・・・・7.33%
治療継続中・・・・・・・・・17.21%
7.治療終了後回復までの処置
病院での治療が終了してから完治を目指して行った事柄
定期的に検査・・・・・・・・・・・55.91%
漢方薬を継続して服用・・・・47.53%
健康食品を飲む・・・・・・・・・57.81%
身体を鍛える運動・・・・・・・・29.32%
適度な運動・・・・・・・・・・・・・32.17%
三、 分析と討論
1. この資料は当協会の白下、鼓楼、玄武、下関、建ギョウ、秦淮、大廠、棲霞、雨花、梅山等10地区の活動拠点の集計であるから、ほぼ南京癌友康復協会の会員の疾病構成、回復現状を反映していると考えることができる。
2. 統計データから見て、会員の構成は著しく女性が男性より多く、男女の割合は1:2.15で、女性の方が群体抗癌と抗癌体験の交流を重要視していることがうかがえる。
3. 統計データから見て46歳から70歳の年齢が最も多く中でも51歳から55歳がピークである。この年齢の人たちの発病要因は、社会、家庭におけるストレスが影響し免疫力が低下しているためと思われる。
癌予防するには中年までに健康に対して関心をはらうことが大切である。
4. 癌年齢の統計で、1年内が6・94%を占めているのは、南京癌友康復協会が南京地区の癌患者がに信頼を得ていることの証明で有り、当協会ががん患者の救済をしている現れである。この時期は多くの患者はまだ入院して治療している最中で、元気になるための心の支えを求め入会の申請を行う。癌年齢1〜5年が55.96%を占め6〜10年28.92%と10年以内で84.88%を占める。
以上のデータから、南京癌友康復協会は創立以来10年間、多くの患者を受け入れ群体抗癌の道を歩む患者が増え続けて支持されてきたことが証明される。
5. 部位別に見ると乳がんが最も多く次に腸癌と胃がんである。注目すべきは肝臓がんで、肝胆の系統の癌生存者が36名もいる。その多くが肝臓がんで癌年齢が10年以上である。これは我が国の医学の進歩と群体抗癌の事業の成果である。
6. 再発転移の情況。 再発転移率は全体の34.22%でそのうち死亡人数は28.53%を占める。 再発病例中で死亡と生存の割合は5:1で再発患者の死亡率が高い。しかし再発すると生存の望みが絶たれるわけではなく再発を繰り返してもなお10年20年と長期生存している患者も多く居る。
再発・死亡症例の中で、5年内再発・死亡は78.36%で6年以降に再発・死亡するのは21.64%であった。
この数字から見ると5年生存率という数値は全快を表す数値ではないことがわかる。
7. 健康状態に関する調査 統計では生存している会員の健康状態は比較的良い。 健康、ほぼ健康と答えた会員が85.78%を占め再発、後遺障害がある会員は14.22%であった。しかし健康だからと言って警戒を怠ることはできない。
今回の調査で発病後6年以降に他の臓器に再発転移をした患者の死亡率は少なくないことがわかった。
四、 結論
1. この調査で南京癌友康復協会の会員は通常の臨床医学を遥かに上回る生存率であることがはっきりと示された。
10年間活動を行って
生存率・・・・・・・・・・71.47%
癌年齢6年以上・・・44.04%
2. 5年生存率という数値は治った数値ではない。発病後5年を経過しても気を緩めず治療を怠ってはいけない。
3. 癌友康復協会の治療戦略は患者の不安を取り除き、抗がんに対する意識と行動力を向上させる癌の克服に有益である。
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