五味五性
正しい食生活を身につけることは、薬を飲む以上に重要です。
それぞれの食品が持つ薬味、薬性を知り上手にバランスを整えてください。
五味の調和

| 五味 |
人体との関係 |
作用 |
味の組み合わせ |
| 酸(さん)すっぱい |
肝・胆・筋・眼 |
粘膜保護 |
甘みを添える |
| 苦(く)にがい |
心・小腸・血脈・舌 |
消炎作用(熱をさます) |
辛味を添える |
| 甘(かん)あまい |
脾・胃・肌肉・口唇 |
滋養作用(養分を補給する) |
塩辛味を添える |
| 辛(しん)からい |
肺・大腸・鼻・皮膚 |
発散作用(体を温める) |
酸味を添える |
| 鹹(げん)しょっぱい |
腎臓・膀胱・骨髄・耳 |
柔和作用(他の四味を中和させて吸収しやすくする) |
苦味を添える |
相互関係
相生(そうじょう)…順送りに相手を生み出して行く、陽の関係。
木→火:木は燃えて火を生む。
火→土:物が燃えればあとには灰が残り、灰は土に還る。
土→金:鉱物・金属の多くは土の中にあり、土を掘ることによってその金属を得ることができる。
金→水:金属の表面には凝結により水が生じる。
水→木:木は水によって養われ、水がなければ木は枯れてしまう。
相剋(そうこく)…相手を打ち滅ぼして行く、陰の関係。
木→土:木は根を地中に張って土を締め付け、養分を吸い取って土地を痩せさせる。
土→水:土は水を濁す。また、土は水を吸い取り、常にあふれようとする水を堤防や土塁等でせき止める。
水→火:水は火を消し止める。
火→金:火は金属を熔かす。
金→木:金属製の斧や鋸は木を傷つけ、切り倒す。
| 五性 |
作用 |
| 熱 |
身体を温める |
| 温 |
興奮作用を持つ |
| 平 |
ほとんど影響しない |
| 涼 |
鎮痛消炎作用を持つ |
| 寒 |
身体を冷やす |
■食品別五味五性
五性→
五味↓ |
寒 ・涼
(体を冷やす) |
平
(どちらでもない) |
温・熱
(体を温める) |
酸
(さん) |
トマト、レモン、オレンジ、
キウイフルーツ、すもも、
ポンカン、ザボン、りんご、
パイナップル
梅干 |
ブドウ、桃、イチゴ、
アンズ、梅の実 |
みかん、さくらんぼ、
らっきょう
|
苦
(く) |
にがうり、筍、柿 |
銀杏、ごぼう |
にんにくの芽、アスパラ |
甘
(かん) |
大麦、小麦、ハトムギ、
そば、緑豆、白菜、
ほうれん草、茄子、人参、
きゅうり、
レタス、セロリ
レンコン、 ブロッコリー、
冬瓜、さつまいも、しめじ、
えのきたけ、バナナ、
スイカ、メロン梨、柿、
枇杷、豆腐、ごま油 |
米、大豆、小豆、
とうもろこし、じゃがいも、
山芋、小松菜、いんげん、
枝豆、そらまめ、落花生、
松茸、 椎茸、舞茸、
なめこ、 きくらげ、
イチジク、ざくろ、
胡麻、蜂蜜、
豚肉、甘草
さんま、うなぎ、アワビ |
もち米、キャベツ、
かぼちゃ、かぶ、
栗、胡桃、松の実、
牛肉、鶏肉、羊肉、
海老、赤貝 |
辛
(しん) |
大根、セロリ、春菊、
チンゲンサイ、しそ |
里芋、もやし |
ニラ、にんにく、ねぎ、
玉ねぎ、ピーマン、
とうがらし、しょうが、
胡椒、わさび |
鹹
(げん) |
昆布、わかめ、はまぐり |
牡蠣、ほたて、イカ |
ナマコ |
赤字は、デザイナーフーズです。
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