あずき 味・・・甘酸 心・小腸
原産地は東アジアですが、食べられたり栽培されたりするのは日本、中国、台湾、朝鮮半島に限られており、そのなかでも日本の消費量がもっとも多く、輸入もしています。
尿の出をよくする利尿作用があり、血の循環をよくして、古血を除きます。小豆に黒砂糖を加えると、古血を除く効果がさらにアップします。
主な栄養素・・・糖質、タンパク質、ビタミンB群、カリウム、サポニン(皮)など
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あんず 味・・・甘酸 肝・肺
バラ科の果樹で、梅やすももの仲間です。もともとは中国の原産です。日本にはかなり昔に伝わり「唐もも」の名前で平安時代の文献にも登場します。中国では昔から薬用で使っています。
肺を潤して咳を鎮め、痰を除くと考えられています。腸も潤して便通をよくし、水分代謝をよくする働きがあります。西洋種の「アプリコット」はジャムや洋菓子などに使われています。
主な栄養素・・・β-カロチン、ビタミンE、カリウム、食物繊維、カテキンなど
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うめ 味・・・酸 肝・脾・肺・大腸
雨の多い6月〜7月に収穫期を迎えることから、この時期のことを「梅雨」といいます。原産地は中国ですが、日本にも早くに伝わり「万葉集」にも記述があります。むかしから「梅はその日の難を逃れる」といわれ、身近な健康食品として親しまれ、また、殺菌や防腐にも利用されました。
古血を取る浄化作用と強力な殺菌力があり、腸の調子を整える整腸作用もあり、食欲不振を解消し、下痢を改善します。梅の酸味成分「クエン酸」が疲労回復に有効です。
主な栄養素・・・クエン酸、ピクリン酸など
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酢 味・・・酸苦
酢は食欲増進や疲労回復、殺菌作用が知られていますが、中医栄養学では体を温めて血の循環を良くして血をきれいにし、制汗作用もあります。米酢には炎症や出血、腫れ、むくみを抑える効能があります。
主な栄養素・・・酢酸、カルシウム、マグネシウム、鉄、カリウム、ナトリウムなど
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すもも 味・・・甘酸 肝・腎
中国原産で日本でも古くから栽培されてきました。巴旦杏(はたんきょう)、ソルダム、サンタローザ、プラム(西洋すもも)などの種類があります。
のどの渇きをいやして疲労回復に役立ちます。肝の機能を高め、二日酔いも防ぎます。血液をサラサラにする作用もあるので、肩こりや頭痛、生理不順などにも効果があります。
主な栄養素・・・鉄、カリウム、カロチン、食物繊維など
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トマト 味・・・甘酸 肝・脾・胃
南米が原産でナス科の植物です。日本に入ってきたのは17〜18世紀で、最初は「唐柿(からがき)」と呼ばれ観賞用でした。野菜として明治時代に再登場したものの、特有のにおいが不評で普及せず、大正初期のケチャップなどにより本格的に食べられるようになりました。
のどの渇きをいやし、体の余分な熱を取る作用や解毒作用があり、消化促進、疲労回復にも働きます。
トマトの赤い色に含まれるリコピンという成分には、強力な抗酸化作用があり、完熟なほど増え、生で食べるより、加熱したほうが吸収率が高くなります。カロチン、ビタミンC、カリウムの含有量が一番多いのはミニトマトです。
主な栄養素・・・β-カロチン、リコピン、ビタミンC・E、カリウム、セレン、
ピラジン、ビタミンU、ケルセチン、α-リノレン酸など
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梨 味・・・甘酸 肺・胃
原産地は中国で、日本梨、中国梨、西洋梨の3種類あります。
発熱をともなう風邪で、咳や痰、のどが渇くといった症状には優れた鎮静効果を発揮します。利尿作用はむくみを改善し、酒毒を消す作用もあります。
主な栄養素・・・ショ糖、カリウム、アスパラギン酸など
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びわ 味・・・甘酸 肝・脾・肺
現在栽培されているものは、江戸時代後期に中国から伝わった在来種を品種改良したものです。びわという楽器に似た形の茂木びわと、球形に近い田中びわの2大品種があります。
肺を潤して、咳を止めたり、のどの渇きをいやす働きがあります。また、胃腸の働きを整えて、吐き気を抑えます。風邪をひいたあとに咳や痰の症状が残るときに効果的です。
中国では果実以外に葉や花、種子や根も薬として使います。特に葉は薬効にすぐれ、煎じたものをシップして、あせもやかぶれを治します。
主な栄養素・・・β-カロチン、ポリフェノール、サポニン、ビタミンB群など
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ぶどう 味・・・甘酸 肝・脾・肺・腎
原産地はカスピ海からコーカサス地方で、古代エジプト時代から栽培されています。日本では鎌倉時代初期の甲州ぶどうが始まりとされ、後に出回ることになる「種なしぶどう」は、日本が世界に誇る大発見のひとつです。
血液の循環を良くして増血を助けます。主成分のブドウ糖、果糖は即エネルギーになるので、速やかに疲れをとります。干しぶどうにはカリウムが生に比べて6倍近く含まれます。
主な栄養素・・・ブドウ糖、果糖、カリウム、ポリフェノールなど
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桃 味・・・甘酸 肝・心・胃
桃の原産地は中国北部で、3000年も前から栽培されていたと言われています。桃には長寿の効があると考えられ、仙薬(不老不死の薬)として用いられていました。日本へ渡来したのは平安朝以前のことで、邪気をはらうと信じられ、ひな祭りに花を飾る習慣があります。
胃腸の働きを良くして便秘を改善し、体調を整えて気力をアップさせます。血の巡りを盛んにして顔色を良くし、かさついた肌もスベスベにする作用があります。
主な栄養素・・・食物繊維、ナイアシン、カリウム、ビタミンCなど
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ゆず 味・・・苦酸 胃・肺
中国の揚子江上流が原産地で、日本へは飛鳥・奈良時代に渡来しました。
晩秋に黄色く色づくゆずは、独特の風味があり、熱を加えても香りが消えないので、日本料理の薬味には欠かせません。また冬至には「ゆず湯」としても用いられます。一見地味そうなゆずですが、ゆずシャーベットやゆずを使ったソフトドリンクなどで人気がでています。
主な栄養素・・・ビタミンC、ピネン、リモネンなど
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りんご 味・・・甘酸 肺・脾・胃
中央アジアが原産地と言われ、ヨーロッパに伝わって有史以前から栽培されており、アダムとイブでおなじみの聖書や神話にも登場しています。17世紀にアメリカに渡り、現在のような大型で味の良いものが作られるようになったそうです。日本では明治より栽培されています。
便秘、下痢を改善して胃腸の働きを整え、疲労回復、血圧降下、酒酔いの解消、さらに肺を潤して咳を鎮める効能があります。下痢にはすりおろし、便秘にはまるかじりが効果あり。腸の働きを整えることから有害物質を排出でき、大腸ガン予防にもなります。
主な栄養素・・・糖質、リンゴ酸、クエン酸、カリウム、ペクチンなど
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