五性:温性の食品
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五性:温性の食品

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あじ あなご あんず いわし えび かぶ
かぼちゃ きんかん くり くるみ 鶏肉 小松菜
さけ さば さんま しそ しょうが
たちうお 菜の花 なまこ にら にんにく ねぎ
ピーマン まぐろ マッシュルーム 羊肉 らっきょう

 
あじ   味・・・甘   脾・胃・肝

あじは青魚の一種で、旨みになるグルタミン酸やイノシン酸などのアミノ酸が多く含まれ、脂質が少ないのが特徴です。胃腸の働きを高め、食欲を増進させるので、体力・気力が不足しがちなタイプに向く。また、血液の粘りを溶き、血栓を予防して、血液の循環をよくする。
アミノ酸の一種タウリンが豊富なので病気にたいする抵抗力をアップさせる働きがあります。視力回復にも有効です。

   主な栄養素・・・タンパク質、カルシウム、カリウム、ビタミンB群、EPA、DHA、
             タウリンなど
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あなご    味・・・甘   脾・胃・腎
 
あなごは夜行性の魚です。日中は砂や泥の穴にもぐっているので「穴子」の字が当てられたといいます。うなぎの仲間で脂肪分はうなぎの半分以下です。
ほどよく胃腸を温めて気力をつけ、血の巡りをよくして古血を除きます。また生理通や肩こり、顔色が悪い、利湿・利尿作用もあります。新陳代謝に必要な亜鉛を含み、傷の治りが悪いひとや味覚の維持にも有効です。
食物繊維やビタミンCの多い野菜と一緒に食べれば体力アップに効果があります。

   主な栄養素・・・亜鉛、カリウム、カルシウム、ビタミンA・B群・Eなど

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あんず    味・・・甘酸    肝・肺

 バラ科の果樹で、梅やすももの仲間です。もともとは中国の原産です。日本にはかなり昔に伝わり「唐もも」の名前で平安時代の文献にも登場します。中国では昔から薬用で使っています。
 肺を潤して咳を鎮め、痰を除くと考えられています。腸も潤して便通をよくし、水分代謝をよくする働きがあります。西洋種の「アプリコット」はジャムや洋菓子などに使われています。

   主な栄養素・・・β-カロチン、ビタミンE、カリウム、食物繊維、カテキンなど
  
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いわし     味・・・甘   脾・肝・腎

古くから日本人が親しんできた魚で「いわし」と総称されますが、ニシン科のまいわし、うるめいわし、かたくちいわしなどの種類があります。カルシウム源として用いられてきました。
内臓を温めて気力を増し、血を補ってスタミナを増強する作用があります。
体力が無い・疲れやすい・血の巡りが悪い・肩こりなどにも作用します。

   主な栄養素・・・DHA、EPA、カルシウム、ビタミンDなど

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えび    味・・・甘咸   肝・腎

 えびには車えび、大正えび、芝えび、甘エビ、桜えびなど多くの種類があります。
体を温め、腎の働きをよくしてスタミナをつける強壮効果があります。
 足腰が冷える、足腰がだるくて力が出ない、精力減退、頻尿、食欲不振といった症状の改善に働きます。特徴的なのがアミノ酸の一種であるタウリンを豊富に含んでいることです。タウリンは肝臓の解毒作用を強化する働きがあります。えびの殻に含まれる食物繊維キチン質は自然治癒力を高める効果があります。

   主な栄養素・・・ビタミンB群、カルシウム、マグネシウム、ビタミンE、タウリンなど
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かぶ   味・・・辛    脾・胃

 春の七草のひとつ、「すずな」とはかぶの古称です。むかしからお腹の薬としても利用されており、江戸時代の飢饉(ききん)の時には重要な食物とされ、全国で栽培されるようになりました。
 胃腸を温め、冷えからくる腹痛をやわらげます。食べ物の消化を助け、体内の余分な水分を除いたり、血液の循環をよくして古血を除く作用があります。消化を助けるジアスターゼの効果は加熱すると低下します。胸焼け、胃もたれがあるときは生で薄切りにしたり、すりおろして食べると良いでしょう。また地方色豊かで種類が多いので独特の漬物にもなる素材です。

   主な栄養素・・・ジアスターゼ、ビタミンB1など
 
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かぼちゃ   味・・・甘   脾・胃・大腸

かぼちゃはウリ科の植物です。種は漢方では南瓜仁(なんかにん)といって、
夏から初秋が旬で、保存がきくので昔から冬の保健・強壮食として重宝され、「冬至にかぼちゃをたべると長生きする」といわれています。体を温める性質を持つと考えられ、血液の循環を良くし、胃腸を強め、食欲を増進させます。

   主な栄養素・・・βーカロチン、ビタミンC・E、食物繊維、カリウムなど
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きんかん    味・・・辛甘    肝・脾・胃

 中国原産のかんきつ類で、日本ではむかしから、風邪の咳、痰に効く民間薬として親しまれてきました。
 気の巡りをよくして鬱を取り、消化を促進して痰を溶かし、酒の酔いをさます作用があります。
 気分が晴れないときや食べ過ぎて胃がもたれるとき、お酒を飲み過ぎたときにも効果があります。

   主な栄養素・・・ビタミンC、ヘスペリジン(ビタミンP)、カルシウム、ビタミンE、ペクチンなど
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くり       味・・・甘    脾・腎・胃

 栗は日本栗、中国栗、西洋栗、アメリカ栗に大別でき、古くから食用にされ、縄文時代の遺跡からも出土しています。
 腎の機能を高めて骨や筋肉を強くするといった効能で知られ、体力がない、腰や脚がだるい、食欲不振で元気が無い人には効果的です。

   主な栄養素・・・糖質、ビタミンB1・Cなど
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くるみ      味・・・甘    肺・腎・大腸

 日本で一般的なくるみはペルシャぐるみです。古くから美容や健康にいいとされ用いられてきました。
 体を温め、体力、気力を補います。また、腎の働きを助け、健脳効果があるともいわれます。胃腸を潤して便通をよくし、頻尿、腰や膝の冷えや痛み、疲労回復、のぼせ、下痢などにも効果的です。

   主な栄養素・・・脂質(主にリノール酸)、ビタミンB1・B2・Eなど
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鶏肉      味・・・甘     脾・胃

 鶏肉は日本に縄文時代に伝わり、祭祀用や闘鶏用にされていました。江戸時代には卵を摂るために飼育が広まり昭和30年代ころから大量に出回るようになりました。
 お腹を温めて、胃腸の消化吸収を高める作用があります。気力や体力をつけ、水分代謝を調節し、また血液を補う働きがあります。

   主な栄養素・・・タンパク質、脂質、ビタミンA、ビタミンB2・B6、ナイアシン、
             コラーゲンなど
   
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小松菜    味・・・辛    肝・脾・肺

小松菜の原産地は東京の小松川村で産地名をとって小松菜と名づけられました。福島の「信夫菜(しのぶな)」、新潟の「女池菜(めいけな)」など各地に近縁種があります。収穫期が、ちょうど緑の野菜が不足する冬から春にかけての寒い時期なので重宝されています。
体を温めて冷えをとり、肝に働いて血液の循環を良くし、解毒作用や精神を落ち着かせる作用があります。アクがないのでジュースにも利用でき、過熱に弱いビタミンCやクロロフィルを損なわないで摂取できます。

   主な栄養素・・・カルシウム、カロチン、ビタミンC、ビタミンK、鉄、葉酸、カリウムなど
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さけ    味・・・甘    脾・胃

さけは産卵期の秋から冬にかけてが旬になります。北海道・東北の一部では「秋あじ」と呼ばれます。お腹を温めて気の巡りをよくし、消化器系を強くする働きがあります。同時に血液の循環がよくなるので、動脈硬化を防ぎ、元気をつけます。さけの身に含まれる赤い色素成分アスタキサンチンには抗酸化作用があり、発ガンを抑制する作用が判明しています。

   主な栄養素・・・タンパク質、ビタミンA・D、EPA、DHAなど
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さば   味・・・甘    脾・肺

 胃を丈夫にして体力をつけるといわれ、お年寄りや体力の衰えた人、産後や疲れやすい冷え症の人などは積極的にとったほうが良いとされています。
 上のような効能は現代栄養学でも実証されています。

   主な栄養素・・・ビタミンB2、タンパク質、脂質、ミネラル、EPA、DHA、タウリンなど
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さんま     味・・・甘    心・脾・胃

「秋刀魚」と書き秋の味覚のシンボルです。9月下旬から10月が旬になります。尾びれの黄色いのはおいしい証拠です。食欲を増進して滋養強壮に効果があり、胃腸が弱く食欲不振で体力がない人に向いています。さばやいわしにも含まれるDHAは細胞のガン化を防ぐ働きもあり、とくに女性特有の乳がんや子宮頸がんを防ぐ効果があるようです。焼き魚にして、大根おろしを添えたり、かぼすやレモン汁をかけるとガン予防の効果をさらに高められます。

   主な栄養素・・・タンパク質、脂質、カルシウム、鉄、ビタミンA・B群、EPA、
             DHA、ビタミンDなど
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しそ    味・・・辛    肺・脾

 しそには青じそと赤じそがあり、梅雨から夏の食卓には欠かせない香味野菜です。古くから日本にも自生していて原産地は中国です。
 体を温めて、気の巡りを良くし、胃腸を活発にします。発汗作用もあり、風邪の引き始めに効果的です。防腐作用や解毒作用があることで知られています。香り成分ペリルアルデヒドには殺菌効果が、シソアルデヒドには胃液の分泌を促す作用があると言われます。しそ油にはα-リノレン酸が豊富にあります。

   主な栄養素・・・β-カロチン、ビタミンC・E、カルシウム、鉄など
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しょうが    味・・・辛    肺・脾・胃

熱帯アジア原産で、栽培は紀元前から。世界各地で薬用として、または肉や魚の臭みをとる香辛料として利用されてきました。内臓を温め、冷えを取ると考えられています。
冷えからくる吐き気や下痢を止め、水分代謝をよくし、発汗作用があり、魚介の解毒作用もあります。

   主な栄養素・・・ショウガオール、ジンゲロン(辛味成分)など
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      味・・・酸苦    

 酢は食欲増進や疲労回復、殺菌作用が知られていますが、中医栄養学では体を温めて血の循環を良くして血をきれいにし、制汗作用もあります。米酢には炎症や出血、腫れ、むくみを抑える効能があります。

   主な栄養素・・・酢酸、カルシウム、マグネシウム、鉄、カリウム、ナトリウムなど
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たちうお    味・・・甘    脾・胃

 中国では「帯魚」と書きます。薬効があるとして昔から食される白身魚です。塩焼きや竜田揚げなどでよく知られています。
 胃腸を温め、気や血を補ってスタミナアップにもとても有効です。疲労回復、肌のかさつきに効果があります。また、固まっているものを散らす「散結」作用もあるといわれており、子宮筋腫などにも良いとされます。

   主な栄養素・・・亜鉛、マグネシウム、ビタミンB1・B2・Dなど
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菜の花     味・・・辛    肝・肺・脾

菜の花は食卓に春を感じさせる食材で、菜花(なばな)、花菜(かさい)とも呼ばれ、アブラ菜の花のつぼみを葉や茎とともに切りそろえたものです。
気や血の循環を良くする働きがあり、辛味には発散作用や、停滞しているものを巡らす作用があります。また古血を取って血液を浄化する作用や抗炎症作用もあります。

   主な栄養素・・・カロチン、ビタミンC、ナイアシン、ビタミンB1・B2、カルシウムなど
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なまこ       味・・・甘咸    心・腎

 コリコリした弾力のある食感が持ち味のなまこは冬の味覚で、江戸時代には日本から中国への重要な輸出品でした。中国ではなまこを海の朝鮮人参という意味で「海参」と書き、朝鮮人参と並ぶほど滋養補血作用があるとされていました。
 中国ではなまこと言えば乾燥させたものをさし、もどしてスープや煮物にするのが一般的です。加熱して食べると肝と腎の機能を良くして、スタミナをつけ、増血、血行促進効果もあるとされます。生食した場合は腎機能を強化して血液を浄化して熱を取ります。他に更年期による耳鳴り、めまい、腰痛、などにも効果がありますが、胃弱や痰が多い人は生では食べすぎないほうがいいでしょう。

   主な栄養素・・・タンパク質、各種ビタミン、ミネラルなど
 
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にら     味・・・辛甘    肝・胃・腎

にらは生長が早く何度も収穫できるため一年中栽培されています。原産地は中国で別名「起陽草(きようそう)」とも言われ、老化防止や整腸作用が注目されてきました。
お腹を温めて気の巡りや血の循環をよくし、古血を除くと考えられています。血に関連する肝、成長や老化に関する腎、食物を受け入れる胃に働きます。ガン予防に効果のあるビタミンがそろっているのも特徴です。

   主な栄養素・・・カロチン、ビタミンC・E、カルシウム、カリウム、鉄、セレンなど
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にんにく     味・・・辛    脾・胃・肺・腎

にんにくの原産地は中央アジアとされていますが、特定はされていません。ただ古代エジプトでピラミッドの建設に従事した労働者の活力源がにんにくであったことは有名です。とにかく栽培の歴史は長いようです。ユリ科の植物で5月〜8月が旬になります。
内臓を温め、代謝を促進して、強精、強壮に働きます。解毒作用や殺菌作用、血液サラサラ効果もあるため、血の巡りを良くします。一度にたくさんたべるのではなく、少量ずつ毎日食べることがおすすめ。常食することで免疫力が高まります。にんにくのにおいのもとであるアリシンが変化してできる物質には、解毒酵素の働きを促進する作用や抗酸化作用があり、ガンの発生を予防します。
さらに、ニンニクを加熱すると大量にでてくるイオウ化合物がアホエンで、抗ガン作用のほか、血栓を予防、改善する作用が確認されています。

   主な栄養素・・・アリシン(ポリフェノール)、ビタミンB1など
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ねぎ     味・・・辛    肺・胃

中国西部、シベリアが原産です。栽培の起源は2000年以上といわれます。日本では奈良時代以前から栽培され古くは「キ」と呼ばれていました。風邪の民間薬としても有名でした。ユリ科の植物で11月〜2月にかけてが旬になります。
体を温め、発汗を促し、胃腸の働きをよくして食欲を増進させます。栄養部分が多いのは緑の部分ですが、薬効成分は白い部分に多く含まれます。

   主な栄養素・・・カロチン、ビタミンC、カリウム、カルシウムなど
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ピーマン     味・・・辛    脾

中南米原産の唐辛子の一種です。緑色のものは未熟なうちに収穫したもので、完熟させると赤ピーマンになります。体を温め、気の巡りをよくする働きがあります。古血を取り除いて血液をサラサラにする浄血作用があり、目の疲れを取ります。肝臓障害にも効果があるので、常食してもいいでしょう。

   主な栄養素・・・ビタミンC、ビタミンP、βーカロチン、ピラジンなど
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マグロ      味・・・甘   

刺身や寿司ネタで親しまれているマグロは『万葉集』などにも登場し、古くから食べられていました。昔は下級魚として扱われたマグロも、江戸時代になり寿司が人気を呼ぶとたくさん食べられるようになりました。昭和にはいってからは赤味よりトロが好まれるようになりました。よく知られることですが、DHAやEPAが豊富に含まれ、注目されている魚の一種です。血を増やす働きがあることから、虚弱な人の体力増強に用いられてきました。体を温め、血流をよくする働きもあります。

   主な栄養素・・・DHA、EPA、タウリン(血合い)、ビタミンE、セレンなど
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マッシュルーム       味・・・甘    肺・胃・大腸

世界でもっとも多く栽培されているヨーロッパ原産のキノコで、フランス語ではシャンピニオンといいます。旨みがあって香りもよくフランス料理には欠かせません。涼しい気候に適し、春と秋に出荷量が増えます。内臓を温め、冷えを緩和し、腰や脚の冷えと痛みを取り除きます。生のマッシュルームは切り口が酸化しやすいのでレモンや酢をかけて保存するといいですよ。

   主な栄養素・・・タンパク質、ビタミンB2、ナイアシン、カリウムなど
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       味・・・甘酸     肝・心・胃

桃の原産地は中国北部で、3000年も前から栽培されていたと言われています。桃には長寿の効があると考えられ、仙薬(不老不死の薬)として用いられていました。日本へ渡来したのは平安朝以前のことで、邪気をはらうと信じられ、ひな祭りに花を飾る習慣があります。
胃腸の働きを良くして便秘を改善し、体調を整えて気力をアップさせます。血の巡りを盛んにして顔色を良くし、かさついた肌もスベスベにする作用があります。

   主な栄養素・・・食物繊維、ナイアシン、カリウム、ビタミンCなど
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羊肉      味・・・甘    腎・脾

 日本ではあまり一般的ではありませんが、ヨーロッパやインド、中国、モンゴルなどでは古くから親しまれてきました。肉・乳・毛・皮など利用範囲が広いことも有名です。生後一年未満の子羊の肉をラム、それ以上になるとマトンといいます。
 気と血を補って、スタミナを増強します。肉類の中では一番体を温めるとされており、「女性のための肉」とも呼ばれ、生理不順を改善したり、貧血にともなうめまいに効果的に働きます。また冷えからくる腹痛や下痢のときにも効果があります。脂肪分が多いので、コレステロールや中性脂肪をふやす飽和脂肪酸も多めなので調理するときはできるだけ脂身を切り落とすとよいでしょう。

   主な栄養素・・・タンパク質、ビタミンB1・B2、ナイアシン、鉄など
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らっきょう      味・・・辛苦     肺・胃・大腸

 5月〜7月初めにしか出回らない、甘酢づけでおなじみのらっきょうは、原産地は中国で、日本には平安時代に薬として伝わり、江戸時代になりようやく野菜として食べられるようになりました。
 体を温め、冷えを取る食べ物と考えられており、古血を除く浄血作用があり、腸をあたため下痢を止める作用があります。冷えによる胸や背中の痛みをやわらげたり、狭心症の予防や、咳やぜんそくの改善にも効果があります。

   主な栄養素・・・アリシン(硫化アリル)、ビタミンB1、カリウム、カルシウム、リン、鉄、
             ナトリウム、食物繊維など
 
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がん治療食事療法・薬膳漢方薬気功・鍼灸・温熱がん学校中国医学基礎
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