水道水の有害物質・・・農薬
1.農薬とは?
水道法水質試験でいう農薬とは、農薬、除草剤、殺虫剤などを総弥しています。
2.なぜ、水道水に混入しているか?
農薬や除草剤の大量散布で水道水の原水となる河川などが汚染されているためです。
3.農薬の使用量
現在国内で使用されている農薬の種類は約350種類と言われていますが、年々農薬の効き目が悪くなり毎年500種類以上の新しい農薬が開発されています。日本の水道水質基準で定められているのは、そのうちのわずか4種類だけです。規定では、毎日の測定項目として4種類の農薬と法的な規制がされていない年1回の測定項目として11種類の農薬を水質検査することとなっています。
国内で登録されている農薬の原体数(1986年)
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用途別種類
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原体数
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製品名としての数
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除草剤
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105
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671
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殺虫剤
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103
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2575
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殺菌剤
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91
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1161
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殺虫殺菌剤
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990
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植物成長調整剤
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31
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72
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殺鼠数
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11
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88
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その他
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28
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238
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合計
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367種
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5795種
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世界の耕地面積でいうと日本は世界の0.3%にしか相当しません。それでも世界中の農薬の12%を使用しているといわれています。これはアメリカの農薬使用量の6倍、ヨーロッパの7倍にあたります。なんとベトナム戦争で使われた量以上の「枯れ葉剤」がまかれている!というのが日本の現状なのです。
1986年世界コメ作付面積・収穫量・農薬使用金額
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作付
面積
百万ha
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収穫量
百万トン
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農薬使用金額(億円)
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除草剤
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殺虫剤
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殺菌剤
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合計
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日本
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2.3
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14.5
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712.5
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525
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576
|
1813.5
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中国
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32.2
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172
|
30
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180
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66
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276
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インド
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41
|
90
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27
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172.5
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24
|
223.5
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韓国
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1.2
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7.9
|
30
|
75
|
67.5
|
172.5
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アメリカ
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0.9
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6
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90
|
30
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3
|
123
|
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タイ
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9.2
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18.4
|
21
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45
|
15
|
81
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フィリピン
|
9.2
|
18.4
|
21
|
45
|
15
|
81
|
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ブラジル
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5.8
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10
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37.5
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33
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4.5
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75
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4.どれ位、含まれているのか
ある水道局において水道水中の残留農薬について41種類を検査した報告では、41種類の農薬中、年間を通じて平均14種類もの農薬が検出されています。新潟大学医学部の山本正治教授の研究グループは水道水質基準にはない非常に有害な農薬CNP(クロルニトルフェン:不純物として猛毒のダイオキシン類を含む発ガン物質)が水道水中に含まれていることを発表しています。
5.身体への危険性
有機リン系の農薬は神経毒性の強い物質で、手足のしびれや神経麻痺を多発させる物質です。
他にも突然変異原性や発ガン性を有しています。農薬の危険性については、他にも突然変異原性や発ガン性物質性を有しています。体内に蓄積されていくものが数多くあるということです。特にダイオキシン系のものは、農薬でも最強・最悪の物質でほとんどが体内から排出されません。唯一排出されるのが、母乳という皮肉な結果であり、子孫にその影響が伝わってしまうのです。農薬の危険性については、あらゆる所で述べられている通りです。
6.水道法水質基準について
日本の水質基準・・・・・・・・・・有機リン農薬の基準値は設けられていません。
毎日測定項目の4種類
1,3−ジクロロプロペン……0.002mg/l以下
(突然変異應性・発ガン物質)
シマジン(CAT)・・・・・・・・・・0.003mg/l以下
(突然変異原性物質)
チウラム(チラム)・・・・・・・・0.006mg/l以下
(突然変異原性物質)
チオベンカルブ(ベンチオカーブ)…0.02mg/l以下
(タンパク合成阻害物質)
アメリカ・・・・・・・・・・・・・・農薬類だけで82項目、有機リン農薬だけでも42項目の規定があります。
シマジン(CAT)の場合・・・・・・・・・・・・・・0.001mg/l以下
WHO・・・・・・・・・・・・・・・・33種類が規定されています。
シマジン(CAT)の場合・・・・・・・・・・・・・・0.002mg/g以下
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