あずき 味・・・甘酸 心・小腸
原産地は東アジアですが、食べられたり栽培されたりするのは日本、中国、台湾、朝鮮半島に限られており、そのなかでも日本の消費量がもっとも多く、輸入もしています。
尿の出をよくする利尿作用があり、血の循環をよくして、古血を除きます。小豆に黒砂糖を加えると、古血を除く効果がさらにアップします。
主な栄養素・・・糖質、タンパク質、ビタミンB群、カリウム、サポニン(皮)など
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いか 味・・・甘咸 肝・腎
いかは日本人が大好きな魚介のひとつで、その消費量は世界の水揚げ量の半分以上を占めています。スルメイカ、アカイカ、ヤリイカ、コウイカなど日本近海だけでも100種類生息すると言われています。
体を冷やさず、また温めすぎることもなく、血を補って胃腸の働きを高めます。また体力をつける働きもあり、体の衰えを補います。
いかの墨に含まれたムコ多糖・ペプチド複合体には、免疫力を高めてガン細胞を抑制する作用のあることが判明しています。
主な栄養素・・・タンパク質、カリウム、亜鉛、ビタミンB群・E、タウリンなど
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いちご 味・・・甘酸 肝・肺・脾
バラ科の植物で、真っ赤な実は「花托(かたく)という部分が肥大したものです。
甘味は気を補ったり、緊張をゆるめたりし、酸味は筋肉を収縮させたり、おさめたりする働きがあるとされます。呼吸器系の働きを良くして、風邪を予防し、胃腸の働きを整えて、便通をよくする作用もあります。
ビタミンCが非常に多く、5〜6粒で一日の所要量に達するほどです。
主な栄養素・・・ペクチン(水溶性食物繊維)、カリウム、
メチルサルチル酸(酸味)など
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いちじく 味・・・甘 肺・脾・大腸
歴史的にはぶどうと共に最古の果物です。有名なアダムとイブはいちじくの葉で裸を隠したと伝えられています。
胃腸の働きを整えて下痢、便秘を改善し、二日酔い、消炎、解毒作用もあります。また、古い薬物書には「五痔(五種類の痔)を治す」と記されています。ヨーロッパでは便秘、腫れ物などにも効果があるとされています。
主な栄養素・・・糖質、フィシン(分解酵素)、ビタミン類など
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うなぎ 味・・・甘 腎・脾・胃
土用の丑の日に食べる習慣は江戸時代に宣伝用に考案されたものと言われていますが、平安時代から滋養強壮の食材とされていました。
気を補ってスタミナをつけます。血液の循環や気の巡りをよくし、筋肉や関節の痛みを緩和する働きがあります。
主な栄養素・・・タンパク質、ビタミンA・B1・B2・D・E、カルシウム、EPA、
DHAなど
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うめ 味・・・酸 肝・脾・肺・大腸
雨の多い6月〜7月に収穫期を迎えることから、この時期のことを「梅雨」といいます。原産地は中国ですが、日本にも早くに伝わり「万葉集」にも記述があります。むかしから「梅はその日の難を逃れる」といわれ、身近な健康食品として親しまれ、また、殺菌や防腐にも利用されました。
古血を取る浄化作用と強力な殺菌力があり、腸の調子を整える整腸作用もあり、食欲不振を解消し、下痢を改善します。梅の酸味成分「クエン酸」が疲労回復に有効です。
主な栄養素・・・クエン酸、ピクリン酸など
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うるち米(玄米) 味・・・甘 脾・胃
米は小麦とならぶ主食となる穀物で、原産地は東南アジアからインドと言われ、生産量の90%以上がアジアで生産されています。もみ殻だけを除いたのが玄米、ぬか層や胚芽を除いたのが精白米で、精白の度合いにより、五分づき米、七分づき米などがあります。胚芽を残して精米したものが胚芽米です。
うるち米はお腹を温め、気を補ってスタミナをつけます。胃腸の働きを整え、下痢を止める作用があります。
主な栄養素・・・糖質、ビタミンB群・E、食物繊維、カルシウム、鉄など
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えんどう豆 味・・・甘 脾・胃
えんどう豆は豆を食べる実えんどうですが、その未成熟なものがグリンピースで、完熟したものは乾燥豆にします。えんどう豆の旬は初夏で、生のグリンピースも同じころ出回ります。
胃腸の働きを整え、水分代謝も良くします。体の中の湿気を取り、便通を整えて下痢や便秘を改善します。
主な栄養素・・・ビタミンC、β-カロチン、リジンなど
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かつお 味・・・甘 脾
かつおには新緑のころの春獲り(初がつお)と、秋に南に帰っていく秋獲り(戻りがつお・下りがつお)があり、春獲りはさっぱり味、秋獲りは脂がのってコクのある味が特徴です。
胃腸を温めて消化、吸収を助け、元気をつける滋養食品として知られています。
主な栄養素・・・ビタミンB1・D・A、ナイアシン、EPA、DHA、タウリン
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きくらげ 味・・・甘 胃・大腸
きくらげは広葉樹の朽木に発生するきのこで、形が人の耳に似ていることから「木耳(ムーアル)」と書きます。コリコリとした食感でおもに乾燥品を水にもどして使います。
浄血作用があり、血を補って肌を潤し、美肌をつくります。出血性帯下や不妊にも有効です。
主な栄養素・・・ビタミンB群、食物繊維、鉄、カリウム、カルシウムなど
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黄大豆 味・・・甘 脾・胃・大腸
黄大豆とは一般にいう大豆のことを指します。加工品などにもたくさん使われています。
黄大豆は「畑の肉」といわれ、良質のタンパク質を多数含み、脂肪分も少ないため肉に比べて低カロリーで理想的な食材です。
胃や腸の働きを良くして気力を増す作用があり、また、体の中の湿気をとり、脳を健やかにします。
主な栄養素・・・タンパク質、ビタミンB群・E、サポニン、レシチン、イソフラボンなど
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キャベツ 味・・・甘 腎・胃
キャベツの歴史は古く、古代ギリシャやローマの人々は胃腸の調子を整える食物として利用していたようです。アブラナ科の植物で、中国では「包葉(パオツァイ)」といいます。
寒にも熱にも偏らず、体の衰えや疲れを補う働きがあるとされています。ビタミンU(別名キャベジン)の働きにより、傷ついた胃壁の粘膜を修復して胃や十二指腸潰瘍を予防します。
主な栄養素・・・ビタミンU・C・K、カリウム、カルシウム、食物繊維など
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牛肉 味・・・甘 脾・胃
仏教の普及により、日本では長い間肉食が禁じられてきました。江戸時代後期には解禁されましたが、「薬ぐい」と呼ばれる特別なものだったので、一般的になったのは明治以降になります。
胃腸を丈夫にして消化吸収力を高める作用があります。
また、筋肉や骨、血を補い、水分代謝をよくしてむくみをとる働きがあります。
主な栄養素・・・タンパク質、脂肪、ビタミンB群・Aなど
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ぎんなん 味・・・甘苦渋 肺・腎
いちょうの木の実のことで、原産は中国です。
肺を温めて痰を除き、咳やぜんそくを緩和します。腎機能を高めるので頻尿にもよく、子供の夜尿症にも効果があります。また帯下などの婦人病にも有効です。
主な栄養素・・・糖質、タンパク質、脂質、カロチン、ビタミンB群・Cなど
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黒ごま 味・・・甘 肝・腎・肺・脾
黒ごまはゴマ科植物の種子のことで、黒ごま、白ごま、茶ごま、金(黄)ごまなどがあります。
中国医学的に黒ごまは、もっとも薬効が高いと考えられており、肝や腎の働きを強め、血を補い、体を潤します。また髪につやが無い人にも有効です。
主な栄養素・・・脂質、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ビタミンE、B1、鉄、
カルシウム、セサミン、ゴマリグナン、セレンなど
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黒大豆 味・・・甘 脾・腎
その名のとおり、黒い皮の大豆のことで「黒豆」という言い方が一般的です。黒豆きなこなど加工された食品も頻繁に出回るようになり、若い女性のあいだでも人気があります。
黄大豆より黒大豆のほうが薬効が強く、また幅広く作用すると考えられており、血の巡りを良くして古血を取り除いたり、腎に働きを助け、水分代謝を促したりします。
主な栄養素・・・タンパク質、ビタミンB群・E、リノール酸、大豆サポニン、レシチン、
イソフラボン、アスパラギン酸、グルタミン酸など
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こい 味・・・甘 脾・腎
中央アジア原産の淡水魚、古くから食用とされています。日本では「洗い」にして食べられることが多いようです。
中国医学的には腎の働きを良くして、利尿作用を促し、むくみをとります。咳やぜんそくを改善する働きもあります。
主な栄養素・・・・タンパク質、ビタミンD・E・B1など
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さつまいも 味・・・甘 脾・胃
ヒルガオ科の植物で、明の時代に福建を旅行した華僑が、フィリピンのルソン島から移植したことから中国では「番薯(ファンシュ)」と名づけられました。日本には17世紀の初めに琉球を経由して薩摩に伝わり、本州でも栽培されるようになりました。琉球では中国から来たので「唐いも」、薩摩では琉球から来たので「琉球いも」、本州では薩摩から来たので「薩摩いも」と呼ばれるそうです。
胃腸の働きを強め、気を増す食品として日常的に用いられます。イライラしてストレスがたまっている人、胃が張っていたりガスがたまりやすい人は過食をさけたほうがよいでしょう。
胃弱の人はショウガと一緒に食べると胃の働きが良くなります。
さつまいもに含まれるセルロースやヤラピンは自然な便通を促して有害物質を排出し、大腸ガンのリスクを減らす効果があります。皮ごと一本食べるとかなりの便秘にも効果があるそうです。
主な栄養素・・・セルロース(食物繊維)、ヤラピン、ビタミンCなど
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サトイモ 味・・・辛 脾・胃・腎・大腸
サトイモは稲より早く栽培されていたと言われ、縄文時代にはすでに常食されていたそうです。
葉柄は「ずいき」と呼ばれ、干しずいきは季節を問わず手に入ります。
中秋の名月を「芋名月」といい、サトイモを供えたり、正月には子孫繁栄の縁起をかついで八つ頭を食べるなど古くから生活に密着した食物です。
胃腸の調子を整えて便通を良くしたり、熱を取ったり炎症を鎮める作用があります。ずいきには増血作用もあります。
主な栄養素・・・ガラクタン(糖質)、ムチン、ミネラル(ずいき)、食物繊維(ずいき)など
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さやいんげん 味・・・甘 脾・胃
中南米原産のインゲンマメの若いさやのことをいいます。日本には17世紀半ばに帰化僧、陰元禅師が中国からもたらし、名前の由来になったという説があります。生長が早く、一年に何度も収穫できるので「三度豆」とも呼ばれます。
胃腸の働きを良くし、気を増すと考えられています。疲労を回復させたり、吐き気を止める働きもあります。
主な栄養素・・・β-カロチン、ビタミンB1・B2、食物繊維、カリウム、リジンなど
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しいたけ 味・・・甘 脾・胃・肝
中国ではしいたけのことを「香磨iこうこ)」と書き、香りの良いキノコという意味です。
気を補ってスタミナをつけたり、胃腸の働きを整え、老化を防止します。
ビタミンDが多いことが特徴で、干ししいたけに豊富に含まれます。これはしいたけに含まれるエルゴステリンという成分が日光にあたるとビタミンDに変化するためです。
主な栄養素・・・ビタミンD、エリタデニン、β-グルカンなど
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じゃがいも 味・・・甘 脾・胃・大腸
原産は南米のアンデス山系で、日本には16世紀末期にジャガタラ(インドネシア)から渡来したので、じゃがたらいも → じゃがいもと呼ばれるようになりました。「馬鈴薯(ばれいしょ)」という別名は、馬につける鈴に形が似ていることに由来しています。
胃腸の炎症を取り、粘膜を保護する食品です。ガスがたまりやすい人はキャベツと一緒にとると良いとされます。じゃがいもの皮に含まれるクロロゲン酸に細胞の突然変異を防ぐ作用のあることが確認され、抗がん食品としても期待されています。
主な栄養素・・・カリウム、ビタミンC、クロロゲン酸(皮)など
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春菊 味・・・辛甘 肝・肺・胃
原産地は地中海沿岸で、食用にしているのは日本、中国など東アジア地域だけです。日本には15世紀ごろ渡来したと言われており、「菊菜」「高麗菊」とも呼ばれ葉物が少なくなる寒い季節の栄養補給に良いとされています。
「芳香健胃、通便、痰飲胃腸を利す」といわれ、春菊の香りには胃の働きを整え、痰を切り、咳を鎮める効能があるとされます。
主な栄養素・・・β-カロチン、ビタミンC・E、食物繊維、カルシウム、鉄など
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すずき 味・・・甘 肝・腎・脾・胃
すずきは成長すると名前が変わる出世魚で、幼魚のときは春に川を上り、秋には海に移動します。脂ののった初夏が旬でくせのない上品な味の白身魚です。英名を「シーバス」といい、それ専門の釣りがあるくらい有名です。
気と血を補ってスタミナをつけます。胃腸の働きを整え、水分代謝をよくします。また皮膚や粘膜を強化して傷口を早く治すといわれているので手術後に効果的です。
主な栄養素・・・ビタミンA、B1、D、鉄など
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すもも 味・・・甘酸 肝・腎
中国原産で日本でも古くから栽培されてきました。巴旦杏(はたんきょう)、ソルダム、サンタローザ、プラム(西洋すもも)などの種類があります。
のどの渇きをいやして疲労回復に役立ちます。肝の機能を高め、二日酔いも防ぎます。血液をサラサラにする作用もあるので、肩こりや頭痛、生理不順などにも効果があります。
主な栄養素・・・鉄、カリウム、カロチン、食物繊維など
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そら豆 味・・・甘 脾・胃
そら豆は、さやが空に向かってつくことから「空豆」、形が似ているので「蚕豆」と書かれます。古くから栽培され世界各国で食べられています。
胃腸の働きを整え、気力を増して、疲労回復効果があります。また水分代謝も良くします。
主な栄養素・・・タンパク質、デンプン、ビタミンB1・B2、食物繊維など
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鶏卵 味・・・甘 心・肺・脾・胃・腎
栄養価の高い卵は、むかしから滋養強壮食品として知られ貴重でしたが、いまではエサや飼育法が改良されて安価で手に入る食品の代表格になりました。
中国でも滋養のある食品とされ、血液や体液を増やして、体を潤す作用があります。熱が出たときののどの渇きや痛みを緩和します。
主な栄養素・・・ビタミンA・B1・B2・D・E、パントテン酸、カルシウム、鉄、レシチンなど
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たまねぎ 味・・・甘辛 肺
原産地は特定されておらず、中央アジアと推測されています。明治初期に本格的に導入された西洋野菜ですが、次第に普及し早くから和食にも取り入れられました。
生では辛く、加熱すると甘さがますので、洋風煮込みなどの旨味のベースには欠かせません。
肺に作用して、咳や痰を取ったり、胸や胃のつかえをとります。このほか利尿作用や浄血作用もあります。香り成分や辛味成分による健康効果のほうが注目されています。
主な栄養素・・・アリシン、ビタミンB1、硫化プロピル、ケルセチン、カリウムなど
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とうもろこし 味・・・甘 脾・胃・腎
原産地はペルーで、日本には16世紀後半に伝えられ、明治に入り北海道での栽培が盛んになりました。とうもろこしのひげは「南蛮毛」と呼ばれる生薬になります。干したひげを煎じて急性腎炎や妊娠時のむくみの改善、血糖値やコレステロール値の降下に用いられます。
滋養強壮作用があって、胃腸の働きを整えて体調を改善し、気の流れもよくします。
主な栄養素・・・ビタミンB1・B2、カリウム、食物繊維など
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納豆 味・・・甘
蒸した大豆を醗酵させる納豆菌は稲わらの中に多く存在して、昔はわらに包んで自然発酵させて作りました。糸引き納豆は日本だけでなく中国南部でも食べられています。
腸の働きを整える作用は乳酸菌よりも強いです。醗酵により生じる「ナットウキナーゼ」は血栓を溶かして心筋梗塞や脳梗塞の予防に役立ちます。ネバネバ成分のムチンは胃壁を保護し、肝臓や腎臓の機能を高め老化を防止します。その他、抗菌作用などもあります。
主な栄養素・・・ビタミンB2・K、ナットウキナーゼ、ムチンなど
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にんじん 味・・・甘 脾・胃・肝・肺
今のような西洋にんじんが日本に伝えられたのは18〜19世紀で、食生活の洋風化にともない、広く普及しました。
内臓を温め、潤し、血を補います。貧血を改善し、冷え症、疲労回復、体力増強に役立ち、胃を丈夫にして消化不良や便秘を改善します。東洋種の金時にんじんの色素は、カロチンではなくトマトにも含まれるリコピンで、抗酸化作用やがんを予防する効果があります。
主な栄養素・・・β-カロチン、ビタミンC、カリウム、鉄、ミネラル類など
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豚肉 味・・・甘咸 脾・胃・腎
野生のいのししを家畜として飼いならしたのが豚になったと言われ、中国では紀元前2200年ごろには家畜としていたと記されています。日本で一般的に食べられるようになったのは明治になってからで、中国との交流が活発だった沖縄で消費量が多く、長寿食とされています。
体液や血液を増やして、体を潤す作用があり、腸を潤して便通をよくします。
主な栄養素・・・タンパク質、脂肪、ビタミンB1、ナイアシン、鉄、リン、カリウムなど
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ぶどう 味・・・甘酸 肝・脾・肺・腎
原産地はカスピ海からコーカサス地方で、古代エジプト時代から栽培されています。日本では鎌倉時代初期の甲州ぶどうが始まりとされ、後に出回ることになる「種なしぶどう」は、日本が世界に誇る大発見のひとつです。
血液の循環を良くして増血を助けます。主成分のブドウ糖、果糖は即エネルギーになるので、速やかに疲れをとります。干しぶどうにはカリウムが生に比べて6倍近く含まれます。
主な栄養素・・・ブドウ糖、果糖、カリウム、ポリフェノールなど
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ほたて貝 味・・・甘咸 腎・胃
青森県や岩手県、北海道など寒い地域で多く採れ、冬から春が旬になります。旨味と甘味があって肉質もやわらかく、特に太い貝柱の部分が美味です。刺身や焼き物でも有名ですが、中国では乾燥させた「干し貝柱」が使われます。
細胞に潤いを与える美肌効果と、脚や腰のだるさを緩和してくれます。内臓の働きを良くして、スタミナをつけたり、のどの渇きをいやし、めまいなどにも効果的です。
主な栄養素・・・タウリン、ビタミンB1・B2など
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やまいも 味・・・甘 肺・脾・腎
日本では縄文時代から食用されていて、後に薬用としても用いられるようになりました。自然薯や長いも、大和いもなどがあり総称してとろろいもといいます。加熱すると消化酵素の作用が激減するので生ですりおろして食すのが良く、やまいもの場合はそのほうが消化もよい。
中国医学では生薬の山薬(さんやく)と呼ばれ、胃腸の働きを強化、血糖降下、寝汗・帯下の改善、体質改善にも作用します。
主な栄養素・・・デンプン、ジアスターゼ、アミラーゼ、ムチン、コリン、ビタミンB1など
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落花生 味・・・甘 脾・肺・大腸
南米のボリビア原産で、「南京豆」や「ピーナッツ」とも呼ばれます。マメ科には珍しく地中で結実します。古くから不老長寿の食材として用いられています。脂質の酸化が起こりやすいので、できるだけ殻つきを求めて早めに食べきってください。エネルギーはかなり高めです。
主な栄養素・・・脂質、リノール酸、オレイン酸、タンパク質、ビタミンB群・E、
カルシウムなど
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りんご 味・・・甘酸 肺・脾・胃
中央アジアが原産地と言われ、ヨーロッパに伝わって有史以前から栽培されており、アダムとイブでおなじみの聖書や神話にも登場しています。17世紀にアメリカに渡り、現在のような大型で味の良いものが作られるようになったそうです。日本では明治より栽培されています。
便秘、下痢を改善して胃腸の働きを整え、疲労回復、血圧降下、酒酔いの解消、さらに肺を潤して咳を鎮める効能があります。下痢にはすりおろし、便秘にはまるかじりが効果あり。腸の働きを整えることから有害物質を排出でき、大腸ガン予防にもなります。
主な栄養素・・・糖質、リンゴ酸、クエン酸、カリウム、ペクチンなど
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