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■腸内フローラ ■腸内細菌の仕事 ■腸内細菌のバランス ■乳酸菌について
乳酸菌について
腸内の善玉菌を増やす最もいい方法は何かというと、それは腸の善玉菌そのものである『乳酸菌』を積極的に摂ることです。
『乳酸菌』とは、糖を分解し、乳酸や酢酸などを作り出す細菌の総称で、ビフィズス菌や、アシドフィルス菌などは乳酸菌の一種です。
また乳酸菌はオリゴ糖を好んで分解し、増殖する性質があります。
<ビフィズス菌>
ビフィズス菌は、ビフィドバクテリウム属に属する一群の菌の総称で、現在は25菌種に分類されています。このうちヒトの腸内に住みついているのは5菌種です。
◎ビフィドバクテリウム・ビフィドゥム
◎ビフィドバクテリウム・ブレーベ
◎ビフィドバクテリウム・インファンティス
◎ビフィドバクテリウム・ロンガム
◎ビフィドバクテリウム・アドレッセンティス
ビフィズス菌は乳酸菌の中でもより殺菌効果が高く、悪玉菌を抑制する効果が高いと言われています。
<アシドフィルス菌 >
アシドフィルス菌は、腸内の有用菌を増やす「乳酸桿菌(にゅうさんかんきん)=ラクトバチルス」で、腸内に常駐する乳酸菌です。膣や子宮頚、尿道にもいて、病原菌の繁殖を防いだり、活動を抑制したりします。
抗生物質は腸内の善玉菌を殺してしまいますが、抗生物質を飲んでいる方に、便秘や下痢の症状が出るのはこのためです。海外で医師は抗生物質を処方したら必ず、アシドフィルス菌も一緒に処方するそうです。
<オリゴ糖>
オリゴ糖はブドウ糖や果糖などがいくつか結合して出来た糖類です。オリゴ糖は胃や小腸で吸収されずに大部分が大腸へ届き、ビフィズス菌の栄養源になってくれます。オリゴ糖はゴボウ、アスパラガス、玉ねぎ、大豆、ハチミツに多く含まれます。
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乳酸菌が最も簡単に摂れる身近な食品といえば、ヨーグルトなどの乳製品でしょう。
ヨーグルトは、牛乳に乳酸菌を加えて醗酵させた食品で、牛乳の中で増えた乳酸菌だけでなく、腸内の善玉菌のエサになるオリゴ糖も多く含んでいます。無糖タイプであれば、摂ることも有効でしょう。
ヨーグルトを毎日食べることによって、便秘が治ったなどという人は少なくありません。これは、ヨーグルトを食べることで、腸内細菌の善玉菌が優勢になったためだと考えられます。 |
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しかし、ヨーグルトなどの乳製品でビフィズス菌を摂ろうとすると、乳脂肪も同時に摂ることになります。
また、ヨーグルト等の乳酸菌は、ひとの腸内に定着するのに個人差があります。つまり定着しやすい人と定着しにくい人がいるのです。なぜなら、もともと体内に乳糖(ラクトース)を分解する消化酵素(ラクターゼ)が不足しているため、せっかく取り入れた乳酸菌を生かしきれず、腸内に善玉菌が増えない人もいるのです。
ヨーグルト等の乳製品を摂る以外では、乳酸菌そのものを摂る方法があります。
以前は乳酸菌という生きている菌(生菌)のほうが効果が大きいと考えられていましたが、最近になって乳酸菌は生菌でも死菌でも効果に変わりのないことがわかっています。
乳酸菌の有効成分は、菌の細胞壁に含まれている成分(多糖類)によって生み出されているため、生菌であっても死菌であっても大差はあまりないようです。むしろ、死菌は処理して乾燥させるため、一度に多くの量をとることができ、その点では生菌より非常に効果的といえます。
こういった乾燥させたかたちの乳酸菌はもともと、腸内免疫力を高める目的で開発されてきました。そのため、開発当初、乳酸菌を飲んでいる人は、ガンなどの難病を治す目的で飲んでいる人が多かったようです。
菌株のみを効率よく摂ることができ、乳製品の好き嫌いに関係なく、無理なく続けられるので、サプリメントを利用するのは有効な方法です。 |
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