五味:甘味の食品
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五味:甘味の食品

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あさり あじ あずき あなご あんず いか
いちご いちじく いわし うなぎ うるち米(玄米) 枝豆
えび えんどう豆 かき かつお かに かぼちゃ
きくらげ 黄大豆 キャベツ 牛肉 きゅうり きんかん
ぎんなん くり グリーンアスパラガス くるみ 黒ごま 黒大豆
鶏肉 こい 小麦 さけ さつまいも さば
さやいんげん さんま しいたけ しじみ じゃがいも 春菊
すいか すずき すもも セロリ そば そら豆
大根 たけのこ たちうお たまご たまねぎ チンゲンサイ
とうがん 豆腐 とうもろこし トマト なす
納豆 なまこ にら にんじん バナナ パパイヤ
はまぐり びわ 豚肉 ぶどう ほうれん草 ほたて貝
まぐろ マッシュルーム みょうが メロン やまいも
ゆり根 羊肉 落花生 緑茶 りんご れんこん


あさり       味・・・甘咸     肝・腎・脾・胃

 潮干狩りでもおなじみのあさりですが、古くから食用とされ、貝塚からたくさんの殻が発見されています。冬から春が旬で、2月〜4月に旨味成分のコハク酸が多くなっておいしくなります。中国では殻は薬として利用されますが、身にも健康効果があります。
 肝・腎・脾・胃に作用し、体を冷やす作用が強く、手足のほてりやのぼせなどの余分な熱を取り除きます。血を補い、情緒を安定させる効果もあります。またのどの渇きをいやし、利尿作用もあります。

   主な栄養素・・・ビタミンB12、鉄、ビタミンB2、カルシウム、マグネシウム、
             タウリンなど
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あじ   味・・・甘   脾・胃・肝

あじは青魚の一種で、旨みになるグルタミン酸やイノシン酸などのアミノ酸が多く含まれ、脂質が少ないのが特徴です。胃腸の働きを高め、食欲を増進させるので、体力・気力が不足しがちなタイプに向く。また、血液の粘りを溶き、血栓を予防して、血液の循環をよくする。
アミノ酸の一種タウリンが豊富なので病気にたいする抵抗力をアップさせる働きがあります。視力回復にも有効です。

   主な栄養素・・・タンパク質、カルシウム、カリウム、ビタミンB群、EPA、DHA、
             タウリンなど
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あずき      味・・・甘酸     心・小腸

 原産地は東アジアですが、食べられたり栽培されたりするのは日本、中国、台湾、朝鮮半島に限られており、そのなかでも日本の消費量がもっとも多く、輸入もしています。
 尿の出をよくする利尿作用があり、血の循環をよくして、古血を除きます。小豆に黒砂糖を加えると、古血を除く効果がさらにアップします。

   主な栄養素・・・糖質、タンパク質、ビタミンB群、カリウム、サポニン(皮)など
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あなご    味・・・甘   脾・胃・腎
 
あなごは夜行性の魚です。日中は砂や泥の穴にもぐっているので「穴子」の字が当てられたといいます。うなぎの仲間で脂肪分はうなぎの半分以下です。
ほどよく胃腸を温めて気力をつけ、血の巡りをよくして古血を除きます。また生理通や肩こり、顔色が悪い、利湿・利尿作用もあります。新陳代謝に必要な亜鉛を含み、傷の治りが悪いひとや味覚の維持にも有効です。
食物繊維やビタミンCの多い野菜と一緒に食べれば体力アップに効果があります。

   主な栄養素・・・亜鉛、カリウム、カルシウム、ビタミンA・B群・Eなど
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あんず    味・・・甘酸    肝・肺

 バラ科の果樹で、梅やすももの仲間です。もともとは中国の原産です。日本にはかなり昔に伝わり「唐もも」の名前で平安時代の文献にも登場します。中国では昔から薬用で使っています。
 肺を潤して咳を鎮め、痰を除くと考えられています。腸も潤して便通をよくし、水分代謝をよくする働きがあります。西洋種の「アプリコット」はジャムや洋菓子などに使われています。

   主な栄養素・・・β-カロチン、ビタミンE、カリウム、食物繊維、カテキンなど
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いか   味・・・甘咸   肝・腎
    
 いかは日本人が大好きな魚介のひとつで、その消費量は世界の水揚げ量の半分以上を占めています。スルメイカ、アカイカ、ヤリイカ、コウイカなど日本近海だけでも100種類生息すると言われています。 
 体を冷やさず、また温めすぎることもなく、血を補って胃腸の働きを高めます。また体力をつける働きもあり、体の衰えを補います。
 いかの墨に含まれたムコ多糖・ペプチド複合体には、免疫力を高めてガン細胞を抑制する作用のあることが判明しています。

   主な栄養素・・・タンパク質、カリウム、亜鉛、ビタミンB群・E、タウリンなど
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いちご    味・・・甘酸   肝・肺・脾
 
 バラ科の植物で、真っ赤な実は「花托(かたく)という部分が肥大したものです。
 甘味は気を補ったり、緊張をゆるめたりし、酸味は筋肉を収縮させたり、おさめたりする働きがあるとされます。呼吸器系の働きを良くして、風邪を予防し、胃腸の働きを整えて、便通をよくする作用もあります。
 ビタミンCが非常に多く、5〜6粒で一日の所要量に達するほどです。

   主な栄養素・・・ペクチン(水溶性食物繊維)、カリウム、
             メチルサルチル酸(酸味)など
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いちじく      味・・・甘     肺・脾・大腸

 歴史的にはぶどうと共に最古の果物です。有名なアダムとイブはいちじくの葉で裸を隠したと伝えられています。
 胃腸の働きを整えて下痢、便秘を改善し、二日酔い、消炎、解毒作用もあります。また、古い薬物書には「五痔(五種類の痔)を治す」と記されています。ヨーロッパでは便秘、腫れ物などにも効果があるとされています。

   主な栄養素・・・糖質、フィシン(分解酵素)、ビタミン類など
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いわし     味・・・甘   脾・肝・腎

古くから日本人が親しんできた魚で「いわし」と総称されますが、ニシン科のまいわし、うるめいわし、かたくちいわしなどの種類があります。カルシウム源として用いられてきました。
内臓を温めて気力を増し、血を補ってスタミナを増強する作用があります。
体力が無い・疲れやすい・血の巡りが悪い・肩こりなどにも作用します。

   主な栄養素・・・DHA、EPA、カルシウム、ビタミンDなど
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うなぎ     味・・・甘   腎・脾・胃

 土用の丑の日に食べる習慣は江戸時代に宣伝用に考案されたものと言われていますが、平安時代から滋養強壮の食材とされていました。
 気を補ってスタミナをつけます。血液の循環や気の巡りをよくし、筋肉や関節の痛みを緩和する働きがあります。

   主な栄養素・・・タンパク質、ビタミンA・B1・B2・D・E、カルシウム、EPA、
              DHAなど
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うるち米(玄米)     味・・・甘   脾・胃

 米は小麦とならぶ主食となる穀物で、原産地は東南アジアからインドと言われ、生産量の90%以上がアジアで生産されています。もみ殻だけを除いたのが玄米、ぬか層や胚芽を除いたのが精白米で、精白の度合いにより、五分づき米、七分づき米などがあります。胚芽を残して精米したものが胚芽米です。
 うるち米はお腹を温め、気を補ってスタミナをつけます。胃腸の働きを整え、下痢を止める作用があります。
 
   主な栄養素・・・糖質、ビタミンB群・E、食物繊維、カルシウム、鉄など
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枝豆   味・・・甘   脾・胃・肝・腎
    
 原産地は中国で、有史以前に日本に伝来したものの、枝豆として食べられるようになったのは、比較的後世になってからのことだそうです。枝豆は大豆の未熟豆ですから同じように良質のタンパク質が豊富です。枝豆には肝臓を保護する成分が多く含まれるため、ビールのおつまみにはとてもよい組み合わせになります。

   主な栄養素・・・良質タンパク質、メチオニン(アミノ酸)、レシチンなど
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えび    味・・・甘咸   肝・腎

 えびには車えび、大正えび、芝えび、甘エビ、桜えびなど多くの種類があります。
体を温め、腎の働きをよくしてスタミナをつける強壮効果があります。
 足腰が冷える、足腰がだるくて力が出ない、精力減退、頻尿、食欲不振といった症状の改善に働きます。特徴的なのがアミノ酸の一種であるタウリンを豊富に含んでいることです。タウリンは肝臓の解毒作用を強化する働きがあります。えびの殻に含まれる食物繊維キチン質は自然治癒力を高める効果があります。

   主な栄養素・・・ビタミンB群、カルシウム、マグネシウム、ビタミンE、タウリンなど
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えんどう豆    味・・・甘     脾・胃

 えんどう豆は豆を食べる実えんどうですが、その未成熟なものがグリンピースで、完熟したものは乾燥豆にします。えんどう豆の旬は初夏で、生のグリンピースも同じころ出回ります。
 胃腸の働きを整え、水分代謝も良くします。体の中の湿気を取り、便通を整えて下痢や便秘を改善します。

   主な栄養素・・・ビタミンC、β-カロチン、リジンなど
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かき     味・・・甘咸    肝・腎

 日本でも西洋でも食用の歴史が古いかきは、「海のミルク」と呼ばれるほど栄養が豊富なことで有名です。「英語でRのつかない月(5〜8月)はかきを食べるな」とよく言われますが、これは排卵によって味が落ち、中毒も起こしやすくなるためです。かきの旬は冬で、旨味と栄養価も増加します。かきの殻は漢方薬剤のひとつで、寝汗、精神不安、不眠、ヒステリーなどの処方に用いられます。
 体の余分な熱を冷まし、のどの渇きをいやし、また血を増やして、肌を潤します。その他精神安定作用、不眠の改善にも有効です。

   主な栄養素・・・タンパク質、カルシウム、鉄、銅、ビタミンB2、グリコーゲン(糖質)、
             亜鉛、タウリンなど
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かつお    味・・・甘   脾

 かつおには新緑のころの春獲り(初がつお)と、秋に南に帰っていく秋獲り(戻りがつお・下りがつお)があり、春獲りはさっぱり味、秋獲りは脂がのってコクのある味が特徴です。
 胃腸を温めて消化、吸収を助け、元気をつける滋養食品として知られています。

   主な栄養素・・・ビタミンB1・D・A、ナイアシン、EPA、DHA、タウリン
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かに      味・・・甘咸      肝・腎・胃

 たくさんの種類があるかにですが、産卵前の冬が旬になります。かにの殻から作られる健康食品キチン・キトサンは高血圧、高脂血症、腰痛、便秘の症状を改善などに効果があります。お酢と一緒に食べると血行をよくする効果があります。かにの身はアレルギー反応を起こしやすいので、アレルギー体質の人は注意しなければいけません。
 体を冷やすので、解熱や酒の解毒に効果があります。血の巡りを良くして古血を除いたり、筋肉や骨を丈夫にする働きもあります。

   主な栄養素・・・タンパク質、亜鉛、鉄、銅、カルシウム、マグネシウム、
             ビタミンB群・E、タウリン、キチン・キトサン(殻)など
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かぼちゃ   味・・・甘   脾・胃・大腸

かぼちゃはウリ科の植物です。種は漢方では南瓜仁(なんかにん)といって、
夏から初秋が旬で、保存がきくので昔から冬の保健・強壮食として重宝され、「冬至にかぼちゃをたべると長生きする」といわれています。体を温める性質を持つと考えられ、血液の循環を良くし、胃腸を強め、食欲を増進させます。

   主な栄養素・・・βーカロチン、ビタミンC・E、食物繊維、カリウムなど
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きくらげ      味・・・甘    胃・大腸

 きくらげは広葉樹の朽木に発生するきのこで、形が人の耳に似ていることから「木耳(ムーアル)」と書きます。コリコリとした食感でおもに乾燥品を水にもどして使います。
 浄血作用があり、血を補って肌を潤し、美肌をつくります。出血性帯下や不妊にも有効です。

   主な栄養素・・・ビタミンB群、食物繊維、鉄、カリウム、カルシウムなど
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黄大豆     味・・・甘   脾・胃・大腸

 黄大豆とは一般にいう大豆のことを指します。加工品などにもたくさん使われています。
 黄大豆は「畑の肉」といわれ、良質のタンパク質を多数含み、脂肪分も少ないため肉に比べて低カロリーで理想的な食材です。
 胃や腸の働きを良くして気力を増す作用があり、また、体の中の湿気をとり、脳を健やかにします。

   主な栄養素・・・タンパク質、ビタミンB群・E、サポニン、レシチン、イソフラボンなど
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キャベツ     味・・・甘   腎・胃

 キャベツの歴史は古く、古代ギリシャやローマの人々は胃腸の調子を整える食物として利用していたようです。アブラナ科の植物で、中国では「包葉(パオツァイ)」といいます。
 寒にも熱にも偏らず、体の衰えや疲れを補う働きがあるとされています。ビタミンU(別名キャベジン)の働きにより、傷ついた胃壁の粘膜を修復して胃や十二指腸潰瘍を予防します。

   主な栄養素・・・ビタミンU・C・K、カリウム、カルシウム、食物繊維など
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牛肉     味・・・甘   脾・胃

 仏教の普及により、日本では長い間肉食が禁じられてきました。江戸時代後期には解禁されましたが、「薬ぐい」と呼ばれる特別なものだったので、一般的になったのは明治以降になります。
 胃腸を丈夫にして消化吸収力を高める作用があります。
 また、筋肉や骨、血を補い、水分代謝をよくしてむくみをとる働きがあります。

   主な栄養素・・・タンパク質、脂肪、ビタミンB群・Aなど
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きゅうり    味・・・甘   胃・小腸
 
 旬は初夏から初秋にかけてで、きゅうりの独特の香りに含まれるポリフェノールにガン抑制作用のあることが判明し、注目されています。抗ガン成分も含まれているのでガン抑制効果は非常に強いようです。体の余分な熱をとり、のどの渇きをいやし、暑気当たりの予防に効果があります。利尿作用は生より加熱したほうが強くなります。

   主な栄養素・・・カリウム、ビタミンC、カロチンなど
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きんかん    味・・・辛甘    肝・脾・胃

 中国原産のかんきつ類で、日本ではむかしから、風邪の咳、痰に効く民間薬として親しまれてきました。
 気の巡りをよくして鬱を取り、消化を促進して痰を溶かし、酒の酔いをさます作用があります。
 気分が晴れないときや食べ過ぎて胃がもたれるとき、お酒を飲み過ぎたときにも効果があります。

   主な栄養素・・・ビタミンC、ヘスペリジン(ビタミンP)、カルシウム、ビタミンE、ペクチンなど
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ぎんなん      味・・・甘苦渋     肺・腎

 いちょうの木の実のことで、原産は中国です。
 肺を温めて痰を除き、咳やぜんそくを緩和します。腎機能を高めるので頻尿にもよく、子供の夜尿症にも効果があります。また帯下などの婦人病にも有効です。
 
   主な栄養素・・・糖質、タンパク質、脂質、カロチン、ビタミンB群・Cなど
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くり
       味・・・甘    脾・腎・胃

 栗は日本栗、中国栗、西洋栗、アメリカ栗に大別でき、古くから食用にされ、縄文時代の遺跡からも出土しています。
 腎の機能を高めて骨や筋肉を強くするといった効能で知られ、体力がない、腰や脚がだるい、食欲不振で元気が無い人には効果的です。

   主な栄養素・・・糖質、ビタミンB1・Cなど 
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グリーンアスパラガス   味・・・甘   心・肝・脾・胃
    
 江戸時代に観賞用としてもたらされたグリーンアスパラガスは、明治時代になり食用が導入され、本格的な栽培は大正の終わりに北海道で始まりました。栽培方法の違いでできるホワイトアスパラガスやアスパラソバージュと呼ばれるごく細いタイプのグリーンアスパラガスもあります。
 体の余分な熱を取り除く食物と考えられ、胃腸の働きをよくして気を補ったり、水分代謝をよくして尿の出をよくする利尿作用があります。そのほか肝機能を高めたり、のどの渇きをいやし、疲労回復にも効果があります。

   主な栄養素・・・カロチン、カリウム、リン、アスパラギン酸(アミノ酸)、ルチンなど
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くるみ      味・・・甘    肺・腎・大腸

 日本で一般的なくるみはペルシャぐるみです。古くから美容や健康にいいとされ用いられてきました。
 体を温め、体力、気力を補います。また、腎の働きを助け、健脳効果があるともいわれます。胃腸を潤して便通をよくし、頻尿、腰や膝の冷えや痛み、疲労回復、のぼせ、下痢などにも効果的です。

   主な栄養素・・・脂質(主にリノール酸)、ビタミンB1・B2・Eなど
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黒ごま      味・・・甘    肝・腎・肺・脾

 黒ごまはゴマ科植物の種子のことで、黒ごま、白ごま、茶ごま、金(黄)ごまなどがあります。
 中国医学的に黒ごまは、もっとも薬効が高いと考えられており、肝や腎の働きを強め、血を補い、体を潤します。また髪につやが無い人にも有効です。

   主な栄養素・・・脂質、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ビタミンE、B1、鉄、
             カルシウム、セサミン、ゴマリグナン、セレンなど
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黒大豆      味・・・甘     脾・腎

 その名のとおり、黒い皮の大豆のことで「黒豆」という言い方が一般的です。黒豆きなこなど加工された食品も頻繁に出回るようになり、若い女性のあいだでも人気があります。
 黄大豆より黒大豆のほうが薬効が強く、また幅広く作用すると考えられており、血の巡りを良くして古血を取り除いたり、腎に働きを助け、水分代謝を促したりします。

   主な栄養素・・・タンパク質、ビタミンB群・E、リノール酸、大豆サポニン、レシチン、
             イソフラボン、アスパラギン酸、グルタミン酸など
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鶏肉      味・・・甘     脾・胃

 鶏肉は日本に縄文時代に伝わり、祭祀用や闘鶏用にされていました。江戸時代には卵を摂るために飼育が広まり昭和30年代ころから大量に出回るようになりました。
 お腹を温めて、胃腸の消化吸収を高める作用があります。気力や体力をつけ、水分代謝を調節し、また血液を補う働きがあります。

   主な栄養素・・・タンパク質、脂質、ビタミンA、ビタミンB2・B6、ナイアシン、
             コラーゲンなど
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こい      味・・・甘     脾・腎

 中央アジア原産の淡水魚、古くから食用とされています。日本では「洗い」にして食べられることが多いようです。
 中国医学的には腎の働きを良くして、利尿作用を促し、むくみをとります。咳やぜんそくを改善する働きもあります。

   主な栄養素・・・・タンパク質、ビタミンD・E・B1など
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小麦      味・・・甘    心・脾・胃

 世界でもっとも生産量の高い穀物で、パンを初め、麺やパスタ、ギョウザの皮にいたるまで、さまざまなものの原料として使われています。原産地は西アジアとされ、日本へは4〜5世紀に渡ってきました。
明治以降、パンの普及にともなって消費量も増えました。
 強力粉はパンやパスタに、薄力粉は洋菓子やてんぷらに、中力粉はうどんなどに使われます。
 胃腸の働きを助け、気力を増加させると考えられています。また精神を安定させるので、更年期などによる情緒不安定にも効果があります。その他体のほてりやのどの渇きも止めます。

   主な栄養素・・・糖質、タンパク質、脂質、ビタミンB1・B2、カルシウム、鉄など
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さけ    味・・・甘    脾・胃

さけは産卵期の秋から冬にかけてが旬になります。北海道・東北の一部では「秋あじ」と呼ばれます。お腹を温めて気の巡りをよくし、消化器系を強くする働きがあります。同時に血液の循環がよくなるので、動脈硬化を防ぎ、元気をつけます。さけの身に含まれる赤い色素成分アスタキサンチンには抗酸化作用があり、発ガンを抑制する作用が判明しています。

   主な栄養素・・・タンパク質、ビタミンA・D、EPA、DHAなど
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さつまいも    味・・・甘   脾・胃

 ヒルガオ科の植物で、明の時代に福建を旅行した華僑が、フィリピンのルソン島から移植したことから中国では「番薯(ファンシュ)」と名づけられました。日本には17世紀の初めに琉球を経由して薩摩に伝わり、本州でも栽培されるようになりました。琉球では中国から来たので「唐いも」、薩摩では琉球から来たので「琉球いも」、本州では薩摩から来たので「薩摩いも」と呼ばれるそうです。
 胃腸の働きを強め、気を増す食品として日常的に用いられます。イライラしてストレスがたまっている人、胃が張っていたりガスがたまりやすい人は過食をさけたほうがよいでしょう。
胃弱の人はショウガと一緒に食べると胃の働きが良くなります。
 さつまいもに含まれるセルロースやヤラピンは自然な便通を促して有害物質を排出し、大腸ガンのリスクを減らす効果があります。皮ごと一本食べるとかなりの便秘にも効果があるそうです。

   主な栄養素・・・セルロース(食物繊維)、ヤラピン、ビタミンCなど
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さば   味・・・甘    脾・肺

 胃を丈夫にして体力をつけるといわれ、お年寄りや体力の衰えた人、産後や疲れやすい冷え症の人などは積極的にとったほうが良いとされています。
 上のような効能は現代栄養学でも実証されています。

   主な栄養素・・・ビタミンB2、タンパク質、脂質、ミネラル、EPA、DHA、タウリンなど
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さやいんげん      味・・・甘    脾・胃

 中南米原産のインゲンマメの若いさやのことをいいます。日本には17世紀半ばに帰化僧、陰元禅師が中国からもたらし、名前の由来になったという説があります。生長が早く、一年に何度も収穫できるので「三度豆」とも呼ばれます。
胃腸の働きを良くし、気を増すと考えられています。疲労を回復させたり、吐き気を止める働きもあります。

   主な栄養素・・・β-カロチン、ビタミンB1・B2、食物繊維、カリウム、リジンなど
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さんま     味・・・甘    心・脾・胃

「秋刀魚」と書き秋の味覚のシンボルです。9月下旬から10月が旬になります。尾びれの黄色いのはおいしい証拠です。食欲を増進して滋養強壮に効果があり、胃腸が弱く食欲不振で体力がない人に向いています。さばやいわしにも含まれるDHAは細胞のガン化を防ぐ働きもあり、とくに女性特有の乳がんや子宮頸がんを防ぐ効果があるようです。焼き魚にして、大根おろしを添えたり、かぼすやレモン汁をかけるとガン予防の効果をさらに高められます。

   主な栄養素・・・タンパク質、脂質、カルシウム、鉄、ビタミンA・B群、EPA、
             DHA、ビタミンDなど
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しいたけ       味・・・甘   脾・胃・肝

 中国ではしいたけのことを「香磨iこうこ)」と書き、香りの良いキノコという意味です。
 気を補ってスタミナをつけたり、胃腸の働きを整え、老化を防止します。
 ビタミンDが多いことが特徴で、干ししいたけに豊富に含まれます。これはしいたけに含まれるエルゴステリンという成分が日光にあたるとビタミンDに変化するためです。
 
   主な栄養素・・・ビタミンD、エリタデニン、β-グルカンなど
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しじみ      味・・・甘咸       肝

 「土用しじみ」や「寒しじみ」と呼ばれ日本人に親しまれてきたしじみですが、夏と冬が旬です。味がよいのは産卵後のグリコーゲンが増える冬ですが、夏に食べる「土用しじみは服薬」ともいわれており、夏バテ防止になるといわれます。味噌汁にして食べるとしじみとみそ両方の解毒作用が利用できるのでアルコールの代謝を高めるにはもってこいです。鉄・亜鉛などのミネラルも豊富なので貧血予防にもなります。
 体を冷やして熱を取ります。肝に入って働き、血の巡りを良くして肝機能を改善します。

   主な栄養素・・・メチオニン、タウリン、鉄、亜鉛、カルシウム、ビタミン類など
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じゃがいも     味・・・甘   脾・胃・大腸

 原産は南米のアンデス山系で、日本には16世紀末期にジャガタラ(インドネシア)から渡来したので、じゃがたらいも → じゃがいもと呼ばれるようになりました。「馬鈴薯(ばれいしょ)」という別名は、馬につける鈴に形が似ていることに由来しています。
 胃腸の炎症を取り、粘膜を保護する食品です。ガスがたまりやすい人はキャベツと一緒にとると良いとされます。じゃがいもの皮に含まれるクロロゲン酸に細胞の突然変異を防ぐ作用のあることが確認され、抗がん食品としても期待されています。

   主な栄養素・・・カリウム、ビタミンC、クロロゲン酸(皮)など
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春菊     味・・・辛甘   肝・肺・胃

 原産地は地中海沿岸で、食用にしているのは日本、中国など東アジア地域だけです。日本には15世紀ごろ渡来したと言われており、「菊菜」「高麗菊」とも呼ばれ葉物が少なくなる寒い季節の栄養補給に良いとされています。
 「芳香健胃、通便、痰飲胃腸を利す」といわれ、春菊の香りには胃の働きを整え、痰を切り、咳を鎮める効能があるとされます。

   主な栄養素・・・β-カロチン、ビタミンC・E、食物繊維、カルシウム、鉄など
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すいか      味・・・甘     心・胃・膀胱

 アフリカ南部のカラハリ砂漠が原産地といわれており、4000年前のエジプトでは果肉より種を、中近東内陸部では飲料として利用されていたようです。中国では西から伝えられた瓜ということで「西瓜」と書き、日本へは中国から導入された説とポルトガル人によってもたらされた説があります。
 中国では現在でも、エジプト同様、種を食用にしています。すいかの皮にも利尿効果があり、ぬか漬けや浅漬けにして食べると果実よりも利尿作用が協力になります。
 体の余分な熱を冷まし、のどの渇きや体のほてりを取り、日射病や暑気あたりの予防に良いとされます。

   主な栄養素・・・カリウム、シトルリン(アミノ酸)、
             (種)・・・タンパク質、脂質、カリウム、亜鉛、ビタミンB群・E
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すずき      味・・・甘     肝・腎・脾・胃

 すずきは成長すると名前が変わる出世魚で、幼魚のときは春に川を上り、秋には海に移動します。脂ののった初夏が旬でくせのない上品な味の白身魚です。英名を「シーバス」といい、それ専門の釣りがあるくらい有名です。
 気と血を補ってスタミナをつけます。胃腸の働きを整え、水分代謝をよくします。また皮膚や粘膜を強化して傷口を早く治すといわれているので手術後に効果的です。

   主な栄養素・・・ビタミンA、B1、D、鉄など
 
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すもも       味・・・甘酸     肝・腎

 中国原産で日本でも古くから栽培されてきました。巴旦杏(はたんきょう)、ソルダム、サンタローザ、プラム(西洋すもも)などの種類があります。
 のどの渇きをいやして疲労回復に役立ちます。肝の機能を高め、二日酔いも防ぎます。血液をサラサラにする作用もあるので、肩こりや頭痛、生理不順などにも効果があります。
 
   主な栄養素・・・鉄、カリウム、カロチン、食物繊維など
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セロリ     味・・・甘   肝・肺・胃

 古代ギリシャ・ローマ時代から、整腸・強精の薬、におい消しの香草として利用され、17世紀ごろより食用になります。日本では朝鮮出兵時に加藤清正が持ち帰り、「清正にんじん」と呼ばれ、これは中国種の「芹菜(きんさい)」とよばれる物です。鎮静作用があるため、「薬芹(やくぜり)」とも呼ばれていたそうです。香り成分にガン抑制作用があります。

   主な栄養素・・・カロチン、ビタミンC、カルシウム、カリウムなど
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そば       味・・・甘    脾・胃・大腸

 中央アジア原産といわれ、中国、朝鮮をへて日本に伝わり奈良時代にはすでに栽培されていたそばは、タデ科の植物で、実は黒または褐色の殻をかぶっています。この殻を除いて粉にしたものがそば粉です。
 体の余分な熱や湿気を取り除いて体を冷やすと考えられ、のぼせやほてりを鎮めます。その他消化促進作用や疲労回復作用などもあります。

   主な栄養素・・・ルチン(ポリフェノール)、タンパク質、ビタミンB1・B2、カリウム、
             食物繊維など
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そら豆      味・・・甘    脾・胃

 そら豆は、さやが空に向かってつくことから「空豆」、形が似ているので「蚕豆」と書かれます。古くから栽培され世界各国で食べられています。
 胃腸の働きを整え、気力を増して、疲労回復効果があります。また水分代謝も良くします。

   主な栄養素・・・タンパク質、デンプン、ビタミンB1・B2、食物繊維など
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大根      味・・・辛甘      肺・胃

 大根の歴史は古く、日本には奈良時代以前に中国から伝わりました。春の七草にも「すずしろ」の名で加えられています。大根は体を冷やすので、冷え症の人は煮て食べるか体を温める性質のある食材と合わせるといいでしょう。
 健胃、消化促進、消炎、利尿作用などがあり、ストレスで胃を壊しやすい人に効果があります。加熱すると平性の食材となるので、体温への影響は少なくなります。

   主な栄養素・・・ジアスターゼ(消化酵素)、リグニンなど
             (葉)・・・ビタミンC、カロチン、鉄、カルシウムなど
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たけのこ     味・・・甘   胃・大腸

 竹はイネ科の植物で地下茎から出る若茎を掘って食べます。孟宗竹(もうそうちく)は4月〜5月が旬、5月〜6月には淡竹(はちく)、真竹(まだけ)が旬になります。ビタミンやミネラルを含むワカメと相性がいいので、若竹汁や若竹煮が栄養的にも良い料理といえます。
 中国では古くから腸をなめらかにする食べ物とされ、消化を促進して淡を取り除き、腸の動きを良くして便通を改善します。
 
    主な栄養素・・・カリウム、タンパク質、チロシン、リジン、メチオニン、
              アスパラギンなど
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たちうお    味・・・甘    脾・胃

 中国では「帯魚」と書きます。薬効があるとして昔から食される白身魚です。塩焼きや竜田揚げなどでよく知られています。
 胃腸を温め、気や血を補ってスタミナアップにもとても有効です。疲労回復、肌のかさつきに効果があります。また、固まっているものを散らす「散結」作用もあるといわれており、子宮筋腫などにも良いとされます。

   主な栄養素・・・亜鉛、マグネシウム、ビタミンB1・B2・Dなど
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卵(鶏卵)       味・・・甘     心・肺・脾・胃・腎

 栄養価の高い卵は、むかしから滋養強壮食品として知られ貴重でしたが、いまではエサや飼育法が改良されて安価で手に入る食品の代表格になりました。
 中国でも滋養のある食品とされ、血液や体液を増やして、体を潤す作用があります。熱が出たときののどの渇きや痛みを緩和します。

   主な栄養素・・・ビタミンA・B1・B2・D・E、パントテン酸、カルシウム、鉄、レシチンなど
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たまねぎ       味・・・甘辛     肺

 原産地は特定されておらず、中央アジアと推測されています。明治初期に本格的に導入された西洋野菜ですが、次第に普及し早くから和食にも取り入れられました。
生では辛く、加熱すると甘さがますので、洋風煮込みなどの旨味のベースには欠かせません。
肺に作用して、咳や痰を取ったり、胸や胃のつかえをとります。このほか利尿作用や浄血作用もあります。香り成分や辛味成分による健康効果のほうが注目されています。

   主な栄養素・・・アリシン、ビタミンB1、硫化プロピル、ケルセチン、カリウムなど
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チンゲンサイ    味・・・甘   肺・大腸・胃

 中国西南部が原産でポピュラーな野菜です。日本には70年代に導入され、あっというまに普及しました。煮崩れしにくく幅広い料理に使えます。
 胸のむかつきや熱を取ってすっきりさせ、胃腸の調子を整えて消化を促進し、から咳を止める効果があります。
 
   主な栄養素・・・カロチン、ビタミンC、カルシウム、カリウム、鉄、食物繊維など
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とうがん       味・・・甘      肺・大腸・膀胱

インド原産と言われ、かもうり、とうがなどの別名があります。暑さに強く育てやすいとうがんは、平安時代に朝鮮半島から日本にもたらされました。とうがんの種子は「冬瓜子」と呼ばれ、生薬として用いられます。中国の「神農本草経」には、その薬効として、咳を鎮め、痰や膿をとり、ただれを治め、利尿を盛んにしてむくみを改善すると記載されています。
 体をなかから涼やかにするため、中国では夏バテの予防と改善にはか欠かせない野菜です。利尿作用や解毒作用も認められ、腎臓病や膀胱炎などの補助療法にも用いられました。

   主な栄養素・・・ビタミンC、食物繊維、カリウム
              (種)・・・リノール酸、サポニンなど
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豆腐     味・・・甘  脾・胃・大腸

 奈良時代、中国より僧によって伝えられた豆腐は、江戸時代になり普及しました。豆乳ににがりを加え、木綿を敷いた枠に入れ、重石によって水分を除いて固めたものが木綿豆腐、濃いめの豆乳ににがりを加えそのまま固めたのが絹ごし豆腐になります。
 胃と腸の働きを整え、体液を増やして体を潤します。体の余分な熱をとり、のどの渇きをいやして、目の充血も取ります。冷え症のひとは体をあたためる薬味と一緒に食べるといいでしょう。

   主な栄養素・・・良質タンパク質、ビタミンB1・E、サポニン、レシチン、イソフラボン、
           オリゴ糖など
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とうもろこし       味・・・甘    脾・胃・腎

 原産地はペルーで、日本には16世紀後半に伝えられ、明治に入り北海道での栽培が盛んになりました。とうもろこしのひげは「南蛮毛」と呼ばれる生薬になります。干したひげを煎じて急性腎炎や妊娠時のむくみの改善、血糖値やコレステロール値の降下に用いられます。
 滋養強壮作用があって、胃腸の働きを整えて体調を改善し、気の流れもよくします。

   主な栄養素・・・ビタミンB1・B2、カリウム、食物繊維など
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トマト     味・・・甘酸   肝・脾・胃

 南米が原産でナス科の植物です。日本に入ってきたのは17〜18世紀で、最初は「唐柿(からがき)」と呼ばれ観賞用でした。野菜として明治時代に再登場したものの、特有のにおいが不評で普及せず、大正初期のケチャップなどにより本格的に食べられるようになりました。
 のどの渇きをいやし、体の余分な熱を取る作用や解毒作用があり、消化促進、疲労回復にも働きます。
 トマトの赤い色に含まれるリコピンという成分には、強力な抗酸化作用があり、完熟なほど増え、生で食べるより、加熱したほうが吸収率が高くなります。カロチン、ビタミンC、カリウムの含有量が一番多いのはミニトマトです。

  主な栄養素・・・β-カロチン、リコピン、ビタミンC・E、カリウム、セレン、
            ピラジン、ビタミンU、ケルセチン、α-リノレン酸など
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    味・・・甘酸   肺・胃

 原産地は中国で、日本梨、中国梨、西洋梨の3種類あります。
 発熱をともなう風邪で、咳や痰、のどが渇くといった症状には優れた鎮静効果を発揮します。利尿作用はむくみを改善し、酒毒を消す作用もあります。

  主な栄養素・・・ショ糖、カリウム、アスパラギン酸など
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なす        味・・・甘      脾・胃・大腸

 インド原産のなすが日本に伝わったのは、奈良時代に中国からで、それ以降長い歴史のなかで多くの品種が生まれました。なすのガン抑制効果は皮にある紫色の色素「ナスニン」によるものだと考えられていますが、焼き焦げなどの発がん物質に対する抑制効果を調べたところ、なすの場合80%以上でした。80%を超えるのは野菜の中ではなすだけです。ナスニンは水溶性の色素なので、切った後も水にさらしたりせず、皮ごと食べると効果が大きくなります。
 体のほてりや体内の湿気を取り除き、血流をよくして血管を丈夫にする作用があります。

   主な栄養素・・・ナスニン、コリン(水溶性ビタミン)など
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納豆        味・・・甘

 蒸した大豆を醗酵させる納豆菌は稲わらの中に多く存在して、昔はわらに包んで自然発酵させて作りました。糸引き納豆は日本だけでなく中国南部でも食べられています。
 腸の働きを整える作用は乳酸菌よりも強いです。醗酵により生じる「ナットウキナーゼ」は血栓を溶かして心筋梗塞や脳梗塞の予防に役立ちます。ネバネバ成分のムチンは胃壁を保護し、肝臓や腎臓の機能を高め老化を防止します。その他、抗菌作用などもあります。

   主な栄養素・・・ビタミンB2・K、ナットウキナーゼ、ムチンなど
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なまこ       味・・・甘咸    心・腎

 コリコリした弾力のある食感が持ち味のなまこは冬の味覚で、江戸時代には日本から中国への重要な輸出品でした。中国ではなまこを海の朝鮮人参という意味で「海参」と書き、朝鮮人参と並ぶほど滋養補血作用があるとされていました。
 中国ではなまこと言えば乾燥させたものをさし、もどしてスープや煮物にするのが一般的です。加熱して食べると肝と腎の機能を良くして、スタミナをつけ、増血、血行促進効果もあるとされます。生食した場合は腎機能を強化して血液を浄化して熱を取ります。他に更年期による耳鳴り、めまい、腰痛、などにも効果がありますが、胃弱や痰が多い人は生では食べすぎないほうがいいでしょう。

   主な栄養素・・・タンパク質、各種ビタミン、ミネラルなど
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にら     味・・・辛甘    肝・胃・腎

にらは生長が早く何度も収穫できるため一年中栽培されています。原産地は中国で別名「起陽草(きようそう)」とも言われ、老化防止や整腸作用が注目されてきました。
お腹を温めて気の巡りや血の循環をよくし、古血を除くと考えられています。血に関連する肝、成長や老化に関する腎、食物を受け入れる胃に働きます。ガン予防に効果のあるビタミンがそろっているのも特徴です。

   主な栄養素・・・カロチン、ビタミンC・E、カルシウム、カリウム、鉄、セレンなど
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にんじん      味・・・甘    脾・胃・肝・肺

 今のような西洋にんじんが日本に伝えられたのは18〜19世紀で、食生活の洋風化にともない、広く普及しました。
 内臓を温め、潤し、血を補います。貧血を改善し、冷え症、疲労回復、体力増強に役立ち、胃を丈夫にして消化不良や便秘を改善します。東洋種の金時にんじんの色素は、カロチンではなくトマトにも含まれるリコピンで、抗酸化作用やがんを予防する効果があります。

   主な栄養素・・・β-カロチン、ビタミンC、カリウム、鉄、ミネラル類など
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バナナ       味・・・甘     肺・大腸

 東南アジアが原産で糖分が多い果物用と、デンプンが多い料理用があります。
 バナナは体の熱を取り、体液を補います。腸を潤して便通を良くし、酒毒を除き、血圧を下げる作用があります。ただし、体を冷やす作用が強いので下痢をしやすい人や冷え症のひとは食べ過ぎに注意しなければなりません。

   主な栄養素・・・糖質、カリウム、食物繊維、オリゴ糖など
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パパイヤ       味・・・甘苦      心・脾・胃

 熱帯アメリカ原産で世界各地の熱帯地域で栽培されています。独特の風味があるので、好き嫌いが分かれるフルーツです。
 胃腸の働きを助け、消化を促進する作用があり、特に肉類の消化を助けます。

   主な栄養素・・・カロチン、ビタミンC、パパインなど
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はまぐり        味・・・甘咸     肺・腎

 はまぐりの旬は冬から春にかけてで、3月のひな祭りのお吸い物には欠かせません。
 体を冷やす食材で、肺と腎に作用し、水分の代謝をよくしてむくみを取ります。そのほか、肝機能改善に作用し、熱っぽさによるのどの渇き、イライラするなどの症状に効果があります。
 
   主な栄養素・・・カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛など
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びわ         味・・・甘酸     肝・脾・肺

 現在栽培されているものは、江戸時代後期に中国から伝わった在来種を品種改良したものです。びわという楽器に似た形の茂木びわと、球形に近い田中びわの2大品種があります。
 肺を潤して、咳を止めたり、のどの渇きをいやす働きがあります。また、胃腸の働きを整えて、吐き気を抑えます。風邪をひいたあとに咳や痰の症状が残るときに効果的です。
 中国では果実以外に葉や花、種子や根も薬として使います。特に葉は薬効にすぐれ、煎じたものをシップして、あせもやかぶれを治します。

   主な栄養素・・・β-カロチン、ポリフェノール、サポニン、ビタミンB群など
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豚肉      味・・・甘咸     脾・胃・腎

 野生のいのししを家畜として飼いならしたのが豚になったと言われ、中国では紀元前2200年ごろには家畜としていたと記されています。日本で一般的に食べられるようになったのは明治になってからで、中国との交流が活発だった沖縄で消費量が多く、長寿食とされています。
 体液や血液を増やして、体を潤す作用があり、腸を潤して便通をよくします。

   主な栄養素・・・タンパク質、脂肪、ビタミンB1、ナイアシン、鉄、リン、カリウムなど
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ぶどう       味・・・甘酸     肝・脾・肺・腎

 原産地はカスピ海からコーカサス地方で、古代エジプト時代から栽培されています。日本では鎌倉時代初期の甲州ぶどうが始まりとされ、後に出回ることになる「種なしぶどう」は、日本が世界に誇る大発見のひとつです。
 血液の循環を良くして増血を助けます。主成分のブドウ糖、果糖は即エネルギーになるので、速やかに疲れをとります。干しぶどうにはカリウムが生に比べて6倍近く含まれます。

   主な栄養素・・・ブドウ糖、果糖、カリウム、ポリフェノールなど
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ほうれん草   味・・・甘    胃・大腸

 イラン北部一帯が原産地で、ヨーロッパ、中国をへて、江戸時代初期、日本に東洋種がもたらされ、のちの明治に西洋種が導入されると、東洋種は在来種と呼ばれるようになりました。
 腸や胃の熱を取る働きがあり、口の渇きをいやします。増血・止血作用があり、貧血、鼻血、痔に良い。免疫力を高めるビタミンCが風邪やガンの予防にもなります。血液をサラサラにする抗血栓作用があり、動脈硬化や脳卒中の予防効果もあります。

 主な栄養素・・・ビタミンC、カルシウム、マンガン、銅、カロチンなど
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ほたて貝      味・・・甘咸     腎・胃

 青森県や岩手県、北海道など寒い地域で多く採れ、冬から春が旬になります。旨味と甘味があって肉質もやわらかく、特に太い貝柱の部分が美味です。刺身や焼き物でも有名ですが、中国では乾燥させた「干し貝柱」が使われます。
 細胞に潤いを与える美肌効果と、脚や腰のだるさを緩和してくれます。内臓の働きを良くして、スタミナをつけたり、のどの渇きをいやし、めまいなどにも効果的です。

   主な栄養素・・・タウリン、ビタミンB1・B2など
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マグロ      味・・・甘   

刺身や寿司ネタで親しまれているマグロは『万葉集』などにも登場し、古くから食べられていました。昔は下級魚として扱われたマグロも、江戸時代になり寿司が人気を呼ぶとたくさん食べられるようになりました。昭和にはいってからは赤味よりトロが好まれるようになりました。よく知られることですが、DHAやEPAが豊富に含まれ、注目されている魚の一種です。血を増やす働きがあることから、虚弱な人の体力増強に用いられてきました。体を温め、血流をよくする働きもあります。

   主な栄養素・・・DHA、EPA、タウリン(血合い)、ビタミンE、セレンなど
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マッシュルーム       味・・・甘    肺・胃・大腸

世界でもっとも多く栽培されているヨーロッパ原産のキノコで、フランス語ではシャンピニオンといいます。旨みがあって香りもよくフランス料理には欠かせません。涼しい気候に適し、春と秋に出荷量が増えます。内臓を温め、冷えを緩和し、腰や脚の冷えと痛みを取り除きます。生のマッシュルームは切り口が酸化しやすいのでレモンや酢をかけて保存するといいですよ。

   主な栄養素・・・タンパク質、ビタミンB2、ナイアシン、カリウムなど
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みょうが     味・・・苦甘   

 日本原産のみょうがは日本でのみ食用とされる、ショウガ科の多年草です。
 体の余分な熱を取り、夏バテを防ぎます。血流を良くして古血を除く作用もあります。

   主な栄養素・・・カリウムなど
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メロン     味・・・甘   胃・肝・大腸

 起源は古いのですが、原産地には諸説あり、日本には3世紀に「まくわうり」が渡来しました。その後いろいろな品種が導入され、網目のある高級品は贈答に用いられています。
 体の余分な熱を取り、のどの渇きをいやして、暑気当たりを防ぎます。むくみとりにも良いでしょう。
 
   主な栄養素・・・糖質、カリウム、β-カロチン、ビタミンCなど
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       味・・・甘酸     肝・心・胃

桃の原産地は中国北部で、3000年も前から栽培されていたと言われています。桃には長寿の効があると考えられ、仙薬(不老不死の薬)として用いられていました。日本へ渡来したのは平安朝以前のことで、邪気をはらうと信じられ、ひな祭りに花を飾る習慣があります。
胃腸の働きを良くして便秘を改善し、体調を整えて気力をアップさせます。血の巡りを盛んにして顔色を良くし、かさついた肌もスベスベにする作用があります。

   主な栄養素・・・食物繊維、ナイアシン、カリウム、ビタミンCなど
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やまいも       味・・・甘      肺・脾・腎

 日本では縄文時代から食用されていて、後に薬用としても用いられるようになりました。自然薯や長いも、大和いもなどがあり総称してとろろいもといいます。加熱すると消化酵素の作用が激減するので生ですりおろして食すのが良く、やまいもの場合はそのほうが消化もよい。
 中国医学では生薬の山薬(さんやく)と呼ばれ、胃腸の働きを強化、血糖降下、寝汗・帯下の改善、体質改善にも作用します。
 
   主な栄養素・・・デンプン、ジアスターゼ、アミラーゼ、ムチン、コリン、ビタミンB1など
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ゆり根      味・・・甘苦    心・肺

 食用種のゆりの球根(りん茎)をゆり根と呼んでいます。一般にコオニユリの球根が主流です。中国や日本では、古くから薬用や食用に利用されていて、漢方では「百合(びゃくごう)」と呼びます。
 精神不安など、更年期の不定愁訴の強い症状を「百合病(びゃくごうびょう)」といい、ゆり根を食べると改善されるといわれています。乾いた肺を潤して咳を止める働きもあるので、気管支炎、ぜんそくの症状緩和に効果があります。

   主な栄養素・・・糖質、タンパク質、ビタミンB群、カリウム、
             グルコマンナン(食物繊維)など
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羊肉      味・・・甘    腎・脾

 日本ではあまり一般的ではありませんが、ヨーロッパやインド、中国、モンゴルなどでは古くから親しまれてきました。肉・乳・毛・皮など利用範囲が広いことも有名です。生後一年未満の子羊の肉をラム、それ以上になるとマトンといいます。
 気と血を補って、スタミナを増強します。肉類の中では一番体を温めるとされており、「女性のための肉」とも呼ばれ、生理不順を改善したり、貧血にともなうめまいに効果的に働きます。また冷えからくる腹痛や下痢のときにも効果があります。脂肪分が多いので、コレステロールや中性脂肪をふやす飽和脂肪酸も多めなので調理するときはできるだけ脂身を切り落とすとよいでしょう。

   主な栄養素・・・タンパク質、ビタミンB1・B2、ナイアシン、鉄など
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落花生       味・・・甘     脾・肺・大腸

 南米のボリビア原産で、「南京豆」や「ピーナッツ」とも呼ばれます。マメ科には珍しく地中で結実します。古くから不老長寿の食材として用いられています。脂質の酸化が起こりやすいので、できるだけ殻つきを求めて早めに食べきってください。エネルギーはかなり高めです。

   主な栄養素・・・脂質、リノール酸、オレイン酸、タンパク質、ビタミンB群・E、
             カルシウムなど      
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緑茶       味・・・苦甘   

 煎茶などの緑茶は頭をすっきりさせ、のどの渇きをいやし、胸のモヤモヤを解消して精神を安定させる作用があります。酒毒や口臭を消す働きもあり、食事やお酒の後にはピッタリです。

   主な栄養素・・・カテキン、サポニン、ビタミン類、カルシウムなど
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りんご      味・・・甘酸    肺・脾・胃

 中央アジアが原産地と言われ、ヨーロッパに伝わって有史以前から栽培されており、アダムとイブでおなじみの聖書や神話にも登場しています。17世紀にアメリカに渡り、現在のような大型で味の良いものが作られるようになったそうです。日本では明治より栽培されています。
 便秘、下痢を改善して胃腸の働きを整え、疲労回復、血圧降下、酒酔いの解消、さらに肺を潤して咳を鎮める効能があります。下痢にはすりおろし、便秘にはまるかじりが効果あり。腸の働きを整えることから有害物質を排出でき、大腸ガン予防にもなります。

 主な栄養素・・・糖質、リンゴ酸、クエン酸、カリウム、ペクチンなど
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れんこん      味・・・甘    肝・脾・肺

 原産地は中国とも、インドとも、エジプトとも言われるなど諸説があり、奈良時代に渡来したと言われます。はすの地下茎が肥大化したもので、平均10個の穴があることから、「見とおしがきく」と言われ、縁起物として登場します。
 補血・止血作用、貧血予防、消化吸収促進作用などがあります。

 主な栄養素・・・ビタミンC、ビタミンB12、食物繊維、ムチン、タンニンなど
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