西洋医学と中国医学の比較
皆さんこんにちは南京の兔澤和広です。
今回は、「西洋医学と中国医学」の比較について説明します。
中国医師は中国医学と西洋医学を比較しません。それは中国伝統医学(以下中国医学)と西洋医学では、ものの考え方が根本から違う為です。
中国医学は病気の学問的データ追及よりも、病気になった患者の治療を目的としていることです。
中国医学では病気を診るのではなく、病人を診るという基本方針があり、人間(患者)対人間(医師)のふれあいを大事にしています。
それでは中国医学とは具体的にどんなものなのでしょうか?
中国医学とは治療学です。中国医学独自の観察、思考、治療法があり、治療の特徴は病人を陰陽虚実などの八網弁証に随って「証」を決めることにあります。これにより、適確な治療薬が用意されるのです。
反対に西洋医学では病名診断を重要視しています。しかしこの病名とは病理学の立場から抽象されたもので、病の一面を示したに過ぎません。
例えば胃潰瘍という病名の中には、患者の様々な素因が隠されており、患者の訴える症状は千差万別です。
西洋医学で病名は同じでも、中国医学では患者の個人差を重要視し、その訴える症状に適応した治療を施します
このように中国医学と西洋医学には治療にあたってのスタート地点で考え方が全然違ってきます。
この考え方の違いで時には結果も180度変わってくる場合もあるのです。
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