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乳癌手術後2年半COSMOSさんの中国医学治療体験リポート 完治を目指して
■体験旅行写真ページ
≪9月23日(金)≫
関空のホテルをチェックアウト。
10:30 関空集合。
メンバーは藤岡さんさん。Y子さん。夫。私。
12:20 中国東方航空で南京へ。(時差マイナス1時間) 1:40(現地時間)着
ナチュラルプラス現地スタッフのカズさん運転の車でホテルへ。
Y子さんは「易」を見てもらいに。
私と夫は「芸術写真」を撮りに。
実はこの芸術写真、今までのナチュラルプラスのツアーでガントモが撮ったのを何回も見せて貰っていてこれを撮りたい!と思っていたので今回の旅の重要な目的のひとつ!?
前もって言ってあったのに認識がなかったらしい夫は「写真に行く」と言ったのを「写真展を観に行く」のだと思ったらしく写真館に着いて
説明したら目を白黒。でも、すごく乗って楽しんでくれた。
私は着いたばかりで、まだ何も中国語がわからない状態だったのでされるがまま。眼のお化粧に30分以上!3回ぐらい、綺麗な二重を作る為にテープを貼られて「もういいです」って言いたいのに言えないし・・・。
眼をつぶってお化粧されていてふと眼を開けたら目の前の鏡にカメラを手にしたイケメンの男性が!夢かと思いました(笑)
この方がカメラマンで、この後3回衣装を着替えて(京劇の衣装、チャイナドレス、楊貴妃風)髪の毛も3回作ってもらって、夫も3回着替えて生れて初めて軽くお化粧されて、すべて撮り終わったら・・・なんと4時間!
楽しかった〜。私たちがこの写真館が移転して初めての日本人だったらしくスタッフの方たちも張り切って対応してくれた。
夕食。おいしい中華料理。
初体験は・・・南京ダック(?)
ピーナッツミルクの温かいデザート。
その後、きれいなホテルの一階にある「貴足」というところで足揉みマッサージ。
推拿(=すいな)というらしい。「中国の足揉みは痛いよ!」と脅かされて来た
Y子さんと「痛い!!」の中国語だけ飛行機の中で覚えてきたのでその言葉だけ言えるように準備して施術してもらう。
薬草が入ったお湯で足を温めてからいよいよ施術。痛くない。気持ちいい。せっかく覚えた「疼(トン)」ということば、ほとんど使わなかった。
マッサージしてもらいながら菊花茶、緑豆のスープ、すいかとうり(?)。
一日目、実質的にはまだ半日なのにすでに南京を満喫。
ケ小平氏も泊ったという立派なホテル南京飯店で夫とツイン。
楽しい旅になりそう。おやすみなさい。
≪9月24日(土)≫
ホテル(南京飯店)の朝食。バイキング。
手裏剣みたいな形の固いものとか不思議なものがいっぱい!
カズさん運転の車で出かける。小ジョン(21歳の中国人の女の子。ナチュラルプラスのスタッフ)も一緒。
市場を見学。すごい活気!鶏を目の前でさばいて並べていたり、食べ物から放出するエネルギーがすごい。朝なのにいろんな人々がいっぱい歩いている。灰色の服を着て暗い顔して会社に行く人しか歩いていない日本とは大違い!
人間って、ものを食べて生きているのね、と実に納得できる風景だった。
「閲江楼」見学。
300段以上階段を上がった。メンバーで唯一の癌患者である私が元気だからいいけど、いつもの「癌治療ツアー」ではこうはいかないだろうな。。
「閲江楼」はいつだかの皇帝が揚子江(こちらでは長江と呼ぶ)を眺めるために作った塔。一番上に上がったら軍服を着た人たちがいっせいに窓拭きをしていた。
来月、4年に一度の中国の「国体」が南京で行なわれるということで偉い人が来るのでそのための掃除らしい。
「南京大虐殺記念館」
夫の希望で、観光に入れてもらった。
今年は、広島原爆記念館、長崎原爆記念館、そして南京大虐殺記念館と、重要なポイントを訪れた年になった。いろいろなことを考えた。
建物を建てようとして掘ったらそこからもたくさん遺骨が出てきた、という箇所がガラス張りの中に保存されていた。
ろうそくを捧げた。
この事実は「無かった」と言っている人たちがいること、それに同調する風潮が強くなっていることが改めて恐ろしくなった。
事実は直視しなければ先へは進めない。同時に「日本が憎い」というところに留まるのではなくこういう悲惨なことがおこらないために世界はどっちの方向に歩むべきかという視点を共有できるようにならなければならない、と思った。
そして反対の立場で原爆を経験している日本はもっともっと強い大きな声でアメリカやロシアを始めとする核保有国に、核兵器を持つべきではないと言い続けなければならないのになんでこんなに弱腰なんだろう、と情けなくなった。
記念館の出口でことば少なくなったY子さんと私を見て小ジョンが明るいまっすぐな笑顔で
「過去のことだから。
心配しないで、だいじょうぶ」
と言ってくれた。なんだか泣きそうになった。
昼食。一階にある屋台のような形になった出店を見て料理を注文する。つい頼みすぎて全員超満腹。かに味噌のマーボー豆腐。餃子。などなどなどなど。。。。。
すごくおいしかった。
南京中医大学病院へ。南京は漢方薬の発祥の地だ、と今回初めて知った。
毛沢東の命を受けて西洋医学と中国医学の両方を駆使できる専門医を育てるために作られた中医大学と病院。一日に4000人も患者が来るらしい。受付のようなところでベンチに座っている人たちがみんな点滴を受けていたり、いろいろびっくりすることばっかり。
ナチュラルプラスのネットミーティングでパソコンの画面上でだけお会いしたことがあった馬先生と初めてお会いする。握手をしていただいた手が温かかった。
ナチュラルプラスの手配のおかげで、この病院で癌の専門医で、診てもらうために行列ができるという女医さん、王先生に特別に診て頂くことが出来た。40代の、頭の切れそうな美人の先生。
長いこと脈を診ながら色々質問される。通訳のカズさんがてきぱき通訳してくれる。
舌を診て、おそらく話し方や態度などを診ながらわたしの状態を判断しているのだろう。
ひとつ嬉しかったのは・・・・!
脈を診て、カルテを見て「え?」という顔をされて「脈から判断すると、身体の中のエネルギーは10歳ぐらい若い」と言われた。
やった〜!
その後、馬先生から中国医学の癌の治療に対する考え方のお話を伺う。
処方して頂いた漢方薬を窓口に持って行くと、煎じて液体にして、一回分づつレトルトパックにして貰える。受け取るのは最後の日、らしい。
夜は、医師が経営している、という薬膳レストラン。馬先生も加わってくださる。
先生の隣に座らせて頂いたら、馬先生のいらっしゃる側からあったかい「気」がどんどん伝わってくる。偉い先生なのに全然驕ったところがなくて、まるで、やさしい親戚のおじさんと一緒にいるみたい。
初体験の食べ物。すっぽんと朝鮮人参のスープ。へちま。その他・・。
今夜も足裏マッサージ。今日は「疼」(トン=痛い!)の他に、ヤン=くすぐったいを覚えて、連発する。首と腰に蒸したそばがらの枕のようなものを当ててもらってすご〜〜く気持ちよかった!
≪9月25日(日)≫
南京3日目。
昨日食べすぎたので朝食は軽くする。
午前中は馬先生推薦の自然療法へ。
これは、言ってみれば超能力のようなものなんだと思うけど、20代の盲目の男性が鹿の角のへらで掌を診てくれる。軽くこするだけなのに身体の中が全部見える、らしい。
韓先生には私の病歴や情報はまったく伝えていないのにいきなり「肝臓の、毒を排出する穴がかなり塞がっている。
抗がん剤や放射線をした人の状態だが・・」
と言われる。どちらもしていないんだけど・・・。まぁ、今まで調子が良過ぎたから少し気をつけなさい、ということだと解釈することにした。
「どこかに転移しているなどの兆候は?」と質問したら
「はっきり転移ということはわからないけれど婦人科と腸のあたりが危険」と言われた。
これはどちらもありそうなことなので身をひきしめてがんばろうと思った。
「抵抗力、免疫力は、とてもいい」と言われた。
夫とY子さんがそれぞれ診て貰っている間、小ジョンと英語で話をする。英語と日本語と中国語をとりまぜながら意思を疎通させていくのがすごく面白かった。
明るくて元気な、いい子!
その後、先生の診断に従って全身のマッサージとお灸をして貰う。気持ちよかった〜!
施術しながら、スタッフが大きな声でお互いにしゃべっているのが印象的。日本ではあり得ない光景だ。エネルギー満杯、というか、ところかまわず、というか・・。
昼食。
デザートの餅菓子がおいしかった。他にもおいしいものいっぱいだったけど忘れちゃった・・。
午後、南京飯店のY子さんの部屋に集合。ここで中医大学の気功の先生直々に気功を教えて頂く。
郁先生。めがねをかけた細身の男性。先生の前に立って診て頂く。
私、夫、Y子さんそれぞれが午前中に韓先生に言われたことと同じことを言われるので、みんなびっくり。
私は郁先生が出す気を感じてしまって他の人が施術して貰っている時までその場所がくすぐったいような、ぴりぴりするような・・。
郁先生は私に「経絡がすごく敏感です。病気が治ったら中国にいらっしゃい。
気功を教えてあげます」と言って下さった(笑)
その後、ホテルの中庭で地面から気を貰う方法を習い、気功についてのお話を聞き、癌に効く気功などを教えて頂く。全部で3時間!たった3人で3時間、偉い先生を独占して教えて頂いて、気で治療までして頂いてすごく得した気分。
この時も、通訳のカズさんが大活躍。
気を溜めるポーズを教わっている時に郁先生が私に「これを毎日やって100歳まで生きてください。
100歳まで生きたら・・・・」
ドラマだったら「・・私と結婚してください」と続く場面だな、などと思い、夫の前でそう言われたらどうすればいいのかな? と考えていたら、郁先生「一緒にお酒を飲みましょう」と言って下さった。あ〜よかった!
夜は雨の中、夫子廟でお買い物。こういう買い物では値切るのが当たり前らしいけれどわたしは値切るという行為にまったく興味が無い。夫と藤岡さんにまかせて見るのを楽しんだ。中国茶、お菓子、その他、を買う。
夕食は薬膳レストラン。
今日はお昼にマッサージをしてもらったので足裏マッサージは無し。
今日も、ものすご〜〜く充実した一日だった!
≪9月26日(月)≫
朝食を終えてカズさん運転の車で南京癌倶楽部へ。このツアー中は、すべて!カズさん運転の車での移動なので本当に楽!
一行全員(夫、Y子さん、藤岡さん、運転するカズさん、ナチュラルプラス南京スタッフ小ジョン、そして私)が、道中で色々話す時間も楽しかったし。
着いたのは、昔の東京の小さい町の裏通りのようなところの小さい事務所。
所長さんは胃がんを克服された70代?の男性。しばらくお話を聞くうちに公園で太極拳をやってきた帰り、という乳がんの患者さんたちが来てくれた。
おだやかな笑顔の方と、肌のつやつやのしっかりした美人。おだやかな笑顔の方の雰囲気が九州にいる叔母を思い出させる。
ここでもカズさんの通訳でいろんな話をする。私のお隣に座られたおだやかな笑顔の方が「一番支えになったのは祈ることです。私はクリスチャンなのですべてを神様にゆだねて祈ることで心の平安を得られました」とおっしゃった。
その瞬間、自分でもびっくりしたのだが、涙がどんどん出てきた。
私は、ひとに自慢するほどの立派なクリスチャンではない。信仰が自分を支えてくれた、という自覚も無い。
それなのに、その方のひとことを聞いた瞬間、その気持ちがそのままどんどん伝わってきていきなり涙が止まらなくなった。急に泣き出した私にY子さんがハンカチを貸してくれて、小ジョンがティシュを渡してくれた。
もう一人のきれいな方のお話もすごかった。
南京でも、西洋医学一本で有名な癌センターのようなところにかかったので手術、放射線、抗癌剤、ホルモン治療、と日本ではあり得ないぐらいの乳癌治療フルコースを受け、しかもサーズの時期と重なっていたので病院から出られず、お子さんにも会えず、その上、同室の患者さんが絶望して自殺する、など本当ににつらい入院生活を1年も経験した、ということだった。
カズさんの通訳が間に合わないほど熱心に話してくれて、それを聞いて21歳の小ジョンが泣いていた。それを見て、私もまた、涙。
その彼女が、同室の方で同じ抗癌剤をしているのに元気なのを見て漢方薬を知り、癌倶楽部を知り、気功を始めて元気になったということだった。
「今の私は半年前の私と別人です」本当に、お肌がつやつやして元気そう。
癌倶楽部の事務所の前で「熱烈歓迎!日本友人前来 交流」という旗を持って記念写真を撮った。もう二度と会うことは無いだろうけれど同じ病気と闘っている人とのふれあいは本当に力になる、と思った。
会長さんのことば
「目標に向かって進むのではなくひとつひとつ、一歩一歩積み重ねて行って結果が手に入るのです。癌と闘うために一番大事なのが、気持ち。それから、食事、運動です」
馬先生が一昨日聞かせて下さった言葉と同じだった。
次の目的地は揚子江の中洲の「八卦州」。大都会の南京から1時間もかからずに到着。50年前の日本の農村、のような景色。その辺ににわとりが走り回っている。車から降りたとたんに空気のおいしさに感動した。
中州、と言っても、なにしろ揚子江の中洲だから、すごく広い。「当たるも八卦、当たらぬも八卦」ということわざに出てくる地名で昔から癒しのスポットだった。
都会からここに越してきたご夫婦がやっている自然食レストランで昼食。
鶏が出たので
「この鶏はいつまで生きてたんですか?」
と訊いたら、予想どおり「さっきまで庭を走ってました」という答えが帰ってきた。
おいしい昼食が終わってから「マツダ」と呼ばれている、これまた50年前ぐらいのオート三輪のタクシーに乗って揚子江の際(きわ)までドライブ。運転しているのは、二台とも若い女性だった。
私は、Y子さんと小ジョンと3人で乗ってだいぶ(?)喋れるようになった中国語で少し話した。私がしていたビーズの指輪を小ジョンにプレゼントしたらすごく喜んでくれた。
揚子江(中国では長江)の川べりまで行く。
「こんなところまで来た日本人はあなたたちが始めてかもしれない」と言われる。
揚子江。ほんとうに向こう岸が見えなくて、波が立っていて、海みたい。パワーがすごい。貨物船がたくさん行き来していて、川自体のエネルギーと中国の経済のエネルギーと両方を感じさせる光景だった。本当に贅沢な旅だ。
この後、南京博物院に行った。もとここのガイドのアルバイトをしていた、というカズさんの丁寧な説明と、博物院の院長秘書という綺麗な女性(日本に5年間留学していたので日本語のガイドが出来る)の説明を聞きながらゆっくり楽しんだ。
近くにあったカズさんの知り合いの陶芸家のアトリエにもお邪魔して中山陵の近くをドライブして夕食のレストランへ。
ここは「アジア最大のレストラン」だそうで5000人収容可能。ビルがまるごと全部、ひとつのレストラン!
入り口を入ると、ウェイターウェイトレスがずらっと並んで待っていてひとつのグループに一人ついてくれる。担当のウェイターさんに連れられて一階のメニューの部屋へ!ここには前菜、サラダ、メイン、魚、肉、デザートなどなど、実物のお料理がずら〜〜〜〜〜〜っと並んでいてそれを見て注文する。
注文したものが、普通の中華レストランと同じように部屋に運ばれてきて丸テーブルを囲んで頂く。
ここで、このツアーについての感想をひとりづつ話す。私は頭に浮かんだことをだらだら喋った気がするけれど、思いがけず夫と一緒に今年二回目の海外旅行が出来て、しかも本当に実りの多いものだったことを話しながら実感した。
海外旅行の経験の多いY子さんも、こんなに楽で楽しい海外旅行は初めて!と言ってくれる。さそった甲斐があった。
この日も足裏マッサージをして貰う。
その間にカズさんたちが漢方薬のレトルトパックと「芸術写真」のアルバムを取りに行ってくれる。アルバムは、「これ誰??」というのもあり、嬉しいやらおかしいやら。
何から何までほ〜んとに至れり尽くせりの旅だった。ナチュラルプラスさん、カズさん、小ジョン、ありがとうございました。
≪9月27日(火)≫
朝(現地時間)6時にホテルを出て南京発 8:10分の飛行機で関空へ。
カズさん、小ジョンとお別れ。また逢えるかな〜。
本当に充実した旅だった。大満足!
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