スキルス胃がん末期〜腸に転移、腹膜播種
大阪府:Eさん30歳
■旅行アルバムを開く
残念ながら患者さんは2006年3月に亡くなられました。
発見された時には既にすごく厳しい状態でしたが、よくぞあの絶妙のタイミングで中国に行かれたと思います。
本文中のも書かれていますが食事も徐々に通らなくなってきており、最初奥様から電話をいただいた時にご主人の年齢と病状を聞いて絶句してしまいうほど厳しい状況でした。
何とか充実した毎日を送って悔いの無いがんとの闘いをしたいと中国行きを希望されました。
残念な結果になってしまいましたが、奥様は「中国に行ってよかった。」と言ってくださいます。
旅行中は「本当に末期がん?」と言いたくなるほど食べて、飲んで、歩いて、遊んで、笑って、泣いて・・・超ハードスケジュールをこなしました。
<奥様からの旅行感想文>
癌宣告
主人がスキルス胃がんと診断されたのは、昨年8月。
以前から胃の不調を訴えていましたが、まさか33歳の若さで癌とは思わず、ひどくて胃潰瘍、「入院にならなければいいな…」くらいに軽く考えていました。
お医者様からは、最初から「ステージ3以上、結構進行していると思います」と告げられました。
本当に信じられない思いでしたが、主人はかなりしっかりしており、冷静に現実を受け止めているようでした。
私も最初は、「絶対に治してやる!」という気持ちだけで、驚きはしましたが不思議と涙は出なかったように思います。
お腹を開いて・・・
腕のいい執刀医を求めて紹介状をいただき、すぐに希望の病院にて入院・手術しましたが、開腹してみると検査で見ていたより進行しており、結局外科的な処置はできないまま、お腹を閉じました。
二重のショックで、この時はさすがに落ち込みましたが、主人にはとにかく前向きに頑張って欲しくて、何かすぐにでも始められることを…と生活面や食事面での改善(玄米菜食)、にんじんジュースやサプリメントの摂取、爪もみ、温熱療法や刺絡療法、そして秋田の玉川温泉への旅行を提案しました。
がんは自分で治す
実は私はその1年前に、母親を癌で亡くしており、戦い方は心得ていたつもりです。
「自分の身体なのだから、お医者様任せでなく、自分で治す!」
自分で治そうと思っていろいろ調べると、日々しなければならない自分でできることがわかってきます。
小さなことでも自分で考えて自分で実行できることがあると、治る方向に向けて少しでも前進している感じがして、病気に対する怖さも少しは和らぎます。
そして、これは特に進行した患者さんに言えることですが、西洋医学一辺倒になるのは恐ろしいことだと私は以前から思っていました。
手術や抗がん剤での完治が難しいからといって、治療の方法がないのではありません。
私は以前から興味のあった漢方薬(それも怪しいものではなく、本場中国の)を主人に飲んでみて欲しいと思い、Webで調べてみました。
ナチュラルプラスとの出会い
信頼の置けそうな、ナチュラル・プラスさんのサイトを見つけて、問い合わせたところ、藤岡さんからすぐにお電話をいただき、その場で中国行きが決まりました。
サイトを拝見して「ちょっと行ってみたいな…」とは思いましたが、まさかこんなにトントン拍子に話がすすむとは思わず、主人に相談したところ、最初は驚いていましたが、快く一緒に行ってくれることが決まりました。
このフットワークの軽さがナチュラルプラスさんの強みでもあると思います。
出発
旅行へは、ありきたりですが、本当に行ってみてよかったです。
私達はどちらも中国に対して、あまりいいイメージを持っていなかったのですが、今回の中国医学体験旅行を通して、大好きになりました。
主人も「北京オリンピックの際に、是非もう一度行ってみたい!」と言っておりました。
漢方の処方に始まり、韓先生のへらでの診察、気功・中国針とすべての治療が驚きの連続で、現地に行って、実際に体験したことで、言葉で表せないような不思議なパワーを感じ、また主人と2人たくさんのことを吸収して、帰って来ました。本当に上手く説明できませんが、中国4千年の歴史はすごい!とただただ感心しました。
また、医学体験ツアーということで、「治療、治療!!」と考えていたのですが、観光や食事も充実しており、なかなか普通のツアーでは味わえないような楽しい企画をたくさんしてくださっていたことに、本当に感謝です。
大変よい思い出になりました。
私が特に印象に残っているのは、一緒に食事をしてくださった馬先生や中国針の王先生、そして私たちのために集まってくださった南京癌友康復協会の人達や、今回旅行のお世話をかいがいしくこなしてくれた小仲など、現地の人々の温かさです。
それまで、中国の人といえば、ずうずうしくて、大きな声でしゃべって、なんか怖い…と言う印象しかなかったのですが、本当に180度考え方が変わりました。
南京癌友康復協会
南京癌友康復協会では、手を握って励まされ、思わず涙がこぼれてしまいました。
言葉は通じませんが、同じ病気と闘う者同士、心が通じ合った感じがしました。熱いエールを送りながら、何度も手を振って見送ってくださった皆さんの顔、今でも忘れることができません。
元気になった
実は旅行に出発する前(12月初旬)食べられなくなり、ちょっとしんどそうにしていた主人でしたが、帰って漢方薬を飲み出してからは、大変体調が良さそうになり、12月23日の祝日には、雪降る寒さの中、一緒にゴルフを楽しみました。
また、しばらくの間は「Kazuさん、小仲、今頃元気に仕事しているかなぁ…」と中国の話ばかりしていました。そして、二人でお灸をし合ったりして、旅行を通し治療への取り組み方も一層積極的になってくれた気がしました。
しかし・・・
しかし、病気の進行が早く、とても残念なのですが、主人は3月に天国へ行ってしまいました。あんなに前向きに頑張っていたのに…と思うと、本当に悔しくてなりません。
また、抗がん剤は副作用がひどかったわりにあまり効果が見えなかったため、年明けに中止しました(中国では、漢方と併用していくように言われていましたが)。
結果的にはよかったのかどうか、誰にもわかりませんが、主人が自分で考えて決めたことです。
「漢方や他の治療を頑張ってするから、抗がん剤は辞める」と。主人はできるだけ自宅にいることを希望し、亡くなる5日前まで自宅で普通に過ごすことができました。
がんは治ると思います
私が言っても説得力に欠けるかもしれませんが、今でも、癌は治る病気だと心から信じています。
実際に中国でも厳しい病状から10年以上生きておられる方々にお会いしてきました。また、日本にもそういう方々はたくさんおられます。
私が母と主人の闘病を通して感じたのは、癌と戦うためには正しい知識を多く持ち、そして何より患者本人が納得した上で治療を選択するということが一番だということです。
もし、このサイトを見られて、「ちょっと興味はあるけど、どうしようかな…」と迷っている患者さんがいらっしゃったら、是非参加していただきたいと思います。
そして、東洋医学の底知れぬパワーをいっぱいもらって完治されることを心よりお祈りしております。
|